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波止場 コレクターズ・エディション
ペペロンチーノ鷹さんのレビューを見る
当時赤狩りで叩かれていたカザン監督の意欲作。プロレタリア映画のようで当時としてもハリウッド的ではないだろうが、内容的にもスタイル的にも、色を付けて現代の映画として良いくらい普遍性がある。ブランドはまた「欲望〜」の様な肉体労働者の役。日雇い仕事を労働者に提供する湾港組合を仕切る幹部の腐敗と、嫌々ながらもやがて兄の惨殺を契機に立ち向かうことになる主人公テリーのストーリー。皮相的ではないリアリズムの、一見何を考えているか分からない自然な演技、曖昧な現実を表現し内面を観客に読ませるブランドは流石。撮影時、ブランドは母の死の心労から精神療法を受けており、役になりきる演技も相当ストレスになっていたのでは。マルデンとの息の合った遣り取りや、脇を固めるスタイガーやコッブの渋い演技も見応えがある。コッブの最後のI'll be back!が印象に残る。音楽はレナード・バーンスタイン。 参考になりましたか? 0人中、0人の方が「参考になった」と投票しています。
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