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葉子姐さん大好きさん

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  • 何ともうしましょうか・・

    いま話題の曲なので聴きました。後期ロマン派を思わせる作風で、さほど新鮮さはありません。映画やテレビの劇伴ならいいのですが、交響曲といわれるとハテナとなりますね。ラストはまったくマーラーですね。その他、ここはブルックナーだ、おっ!R・シュトラウスだ。いやショスタコビッチだ。あれ?シェーンベルクか?というように、いろんな要素が混在して、それなりの面白さはあります。

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  • 小さいおうち

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    佳作です

    さすがに山田洋次作品。回想による物語の展開が巧みな脚本だ。途中で観客の興味を失わせないよう、エピソードをうまく絡み合わせ、ラストの謎解きまでつないでいく。俳優たちも達者な演技だが、片岡孝太郎の台詞まわしだけがちょっと異質。この時代にこういうしゃべり方は普通だったのだろうか。黒木華は素材としてこの役にピッタリだが、国際映画祭で受賞するほどの演技ではない。外国人の目には新鮮だったのだろう。難点をあげれば、時子が画家に魅かれていく過程の描写が不十分なこと。同一人物であるはずの「おばあさん」と「たき」が全く違う顔立ちなこと。その他、いろいろあるが、総合的に見て高い水準にある映画だった。

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  • 東映時代劇の最期

    三原葉子さんは娼婦役。お客の渥美清との掛け合いも見事。当時33歳ですが堂々たる貫録で刺青の入った美脚も拝ませてくれます。何をやってもいい女ですね。
    一番印象に残るのは、渥美扮する弟分を惨殺されて、怒り狂って斬りまくる錦之助の見事な立ち回りですが、人情ドラマとしても秀逸な構成で、一気に見終えました。葉子姐さんの出番は少なかったけれど十分満足です。錦之助も池内淳子も千代之介も清川虹子も渥美清もみんないい。これ以後、東映は現代ヤクザ路線になって、こんな芸術品のような時代劇は作らなくなりました。最後に錦之助が刀を投げ棄てる場面は象徴的です。

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  • たそがれの女心

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    いい役者ですねえ!

    仏映画界の大スターだったダニエル・ダリュー とシャルル・ボワイエの顔合わせ。いにしえの貴族とは、かくありしか!。表情や仕草、立ち振る舞いに、往年の名優達の役者魂を感ずる。

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  • ぼんち

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    京マチ子の色香にクラッ!

    豪華な女優陣の競演と、見事なカメラワークと色彩を楽しむ映画。邦画の黄金期にはこういうゴージャスな作品が次々とクランクアップしていたのか。特筆すべきは京マチ子と毛利菊枝の貫録。船場という特別な商人社会を舞台に、女のしたたかさ、たくましさをユーモアたっぷりに描いた脚本。名優市川雷蔵さえ、女達の引き立て役の感があった。

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  • 一枚のハガキ

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    脚本のお手本

    流石に脚本の名手新藤兼人。ドラマの流れに澱みはなく見事な展開で観る者を引き付けてはなさない。妙に暗示的なシーンもなく、簡潔明快で無駄が無い。戦争の不条理を非常に分かりやすく映像で語って行く。惜しむらくは後半、大蛇退治のカットは余分だった。(意味がわからない)そしてラスト近くになると大竹しのぶの演技がエキセントリックになり過ぎる。夫の六平直政と弟役が全然似ていないのも変。倍賞美津子の婆さんは若過ぎて不自然。というような減点もあるが、ガッチリしたシナリオの構成は見事。若いライターの教科書になりそうだ。

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  • 夜と霧

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    人間とは何かを考えさせられる

    意外に短いドキュメンタリーだったが、これほど恐ろしい映画はない。人間は鬼畜にも悪魔にも、何にでも成り得る存在であることを淡々と描く。地獄・餓鬼・畜生・修羅とは、実は人間が作り出す世界であることが戦慄の映像で頷かれる。残虐なシーンがあることは覚悟していたが、それでもなお胸が引き裂かれるような凄惨な映像があった。想像を絶するとはこのことだ。

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  • 人間魚雷 回天

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    なかなかの佳作でした

    三原葉子さんご出演との情報で拝見しました。なるほどクレジットタイトルには葉子姐さん(当時22歳)の名前がありました。回天搭乗員が出撃の前の晩、丹波主計長のはからいで花街に行って最後の宴会を催す。そのときにいた芸者の一人が若き日の葉子姐さんのようですが、後ろ姿が多く、顔もチラッとしか写らないので、たぶんアレだろうというくらいのチョイ役でした。
    それはともかくとして映画はなかなかの佳作でした。とくに岡田英二と加藤嘉との対話が心にのこります。そのほかにも殿山泰司、高橋昌也、西村晃、高原駿雄、沼田曜一、細川俊夫、原保美、信欣三・・なつかしい俳優が好演しています。

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  • 女巌窟王

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    黄金トリオです

    三原葉子、吉田輝雄、万里昌代の黄金トリオのアクション映画。といっても観客のほとんどは二人の踊り子姉妹の肉体美を楽しみに見に来たのだから、その点のサービスはぬかりない。葉子姐さんは当時27歳で、グラマー女優の代表格だったのだが、今見ればそれほど巨乳でもないし特に豊満な身体でもない。しかし顔や声そしてその容姿全体で妖しい雰囲気を醸し出し、不思議な官能美を楽しませてくれる希有な女優だ。サングラスの二階堂マダムが、岩原組長に向かって穏やかな声で「女だと思って馬鹿にすると、承知しませんよ」と言う場面はこたえられない。

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  • 女王蜂と大学の竜

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    これはお薦め

    お薦めといっても三原葉子ファン限定ですが・・。とにかく、こういう男勝りの鉄火肌姐御は彼女にドンぴしゃり。ビビアンリーのスカーレットか、三原葉子の桜珠美か、なんちゃって。アラカン親父の跡目を継いで女親分になり、ピストル片手に大暴れ。当時27歳で艶やかな葉子姐さん。万里昌代と着物姿で踊るシーンは「女巌窟王」を思い出してウフフ。いなせでおきゃんで綺麗でグラマーな彼女の魅力たっぷりです。

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  • うーん・・・

    これは再録音らしく、オリジナルとはアレンジが異なる。藤山一郎の歌唱は円熟して若い頃の歌より味わい深い。しかしバックのコーラスや演奏は今一つ。「長崎の鐘」の鐘の音のピッチがオケに合っていないのは困る。総合的にはやはり初期の録音の方がいい。

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  • アルゴ

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    恐れ入りました

    冒頭から緊迫感に満ちた映像で観る者のハートをがっちりつかむ。まるでドキュメンタリー映画のようなリアルさ。ことにクライマックスの空港の検問シーンからジェット旅客機が離陸するまで、ハラハラドキドキの連続。派手なアクションも銃撃戦もCGも無いのに、超一流のサスペンス映画に仕上げた脚本と演出の見事さ。さらに時代考証や美術、撮影等も緻密で隙が無い。ハリウッドの底力に感嘆する一作。

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  • 仇討みたいな裁判だよね

    津川雅彦が東條英樹と酷似。遠目のショットは、まるでニュース映画のようなリアルさだ。内容は被害者が加害者を裁くという戦争裁判の非合理を問題提起したもの。こういう視点の作品があってもいいと思うが、検察側のキ―ナン判事とウエッブ裁判長がしょっちゅう会って酒を飲んだり相談したりで、あんなことが本当にあったのだろうかと不思議に思う。キ―ナンは全くの悪役で、よくもまああんな役を引き受けたものだと感心した。アメリカ人が見たら国辱映画だといきり立つだろう。出演者では、いしだあゆみは庶民的すぎて軍人の妻らしくないし、奥田や村田の弁護士は何だか頼りなさ過ぎる・・というようなつっこみどころはあるが、重厚な人間ドラマとして見ごたえはある。大島ミチルのシンフォニックな音楽はいつもながら堂々たる風格をもって響く。

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  • キャタピラー

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    こんな映画はいらない

    原作の江戸川乱歩の「芋虫」は強烈な印象を残す短編だった。その情交をイメージして異常な興奮を覚えたものだが、これは絶対に映画化は無理だと思っていた。それがこの通り、異様な熱気を孕んだ反戦映画として映像化された。手足のない肢体は一体どうやって撮影したのだろう。最後まで謎だった。しかし、こんな醜悪で残忍で悲惨極まる状況のドラマでないと映画賞は取れないのか。常人では正視に堪えないような映像を見て、映画祭の審査員たちは嘔吐もせず喝采を贈ったのか?北野武の残酷な暴力映画を礼賛する時代なのだから無理もない。「千と千尋の神隠し」のあの奇怪で醜悪極まりない映像をも称賛する人が多い世の中なのだ。映画に求めるものが違うのだ。いくら寺島しのぶが熱演しようが、こんな映画はいらない。

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  • 肉体の門

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    虚仮威し

    何度も映画化された原作をまたリメイクするのは、よほどの理由があるからだろう、と思って見たらガッカリ。要するに名取裕子やかたせ梨乃や西川峰子や、製作者や監督の好みの女優を使ってキャットファイトさせたり裸にしたりSEXさせたりして遊びたかっただけ。時代考証もでたらめ。こんなつまらん映画で傷だらけになって頑張った女優達が気の毒でならない。どうせ今の映画を見に来る客なんか、これくらい見せておけば興奮して満足して帰るだろうとたかをくくっている。こけおどしというのはこういう映画のためにある言葉だ。

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  • 医師ドラマの傑作

    このシリーズの放映中、私は胆石の手術で入院していた。私の担当の若い外科医はまさに財前タイプで「この病院で私より手術のうまい医師はいない」とか「私だから○時間で出来た」とケロッと言う尊大な医師だった。しかしだからこそ信頼出来たわけで、彼が「私はまだ修行中でいたらぬ者ですが精一杯勤めます」なんて謙虚で誠実な事を言われたら不安になっただろう。財前はその卓越した能力で何百人のいのちをすくい、後進を育て、その自信に満ちた堂々たる態度で患者に全幅の信頼を勝ち得ていた。たった一回の判断ミスによって彼の全存在を否定してはならない。人格に優れ「医は仁術」を地で行く医師でも、知識と技術に優れない医師にいのちはあずけられない。私は手術を受けるなら東教授でなく財前助教授に頼みたい。ドラマは財前の功罪両面を描き、医学・医術・医道のバランスが大切なことをよく知らしめた傑作だ。

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