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take888さん

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  • 吹き替え版だと大塚明夫さんで魅力倍増

    待ち焦がれていた現代アクションヒーロー誕生!。機械のごとく、最少、最短な方法で淡々と敵を処理していくデンゼルさんが素晴らし過ぎる。「ドライブ」でも思ったが、その場にある物で戦う方が恐ろしくかつオリジナリティーがあって良い。話もシンプルながら滞ることなく実に見やすい。火災報知器の雨の中、颯爽と現れるシーンは久々に映画で痺れました。最後にヒロインの娘が、ヒットガールちゃんだったのには驚いた。自分でなんとか出来るやろ!とツッコミ入れざるをえない。敵がもっと魅力的だったら、という事以外では殆ど不満無し。

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  • ユーモアがあるのがグッド

    評判通りの見事な娯楽作品。格闘、カー、バイクなどのアクションシーンのレベルの高さは凄い。終始なぜか声がかすれてるラスボスのキャラも悪くない。なにより優れているのは、ユーモアを入れる余裕がある点。欲を言えば、娯楽作品止まりなところが不満。痺れる!なシーンや、洒落たラストなどには欠ける。あと、ヒロインの敵かな?、味方かな?な流れは最後のほうまで引っ張ったほうが魅力的だったような。金庫のところも、毎回のお約束とはいえ今回のはちょっと無茶だったかな?。ホークアイの人は、アベンジャーズの時よりずっと良かったのだが。

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  • 続きが見たくて、矢も楯もたまらん

    1巻視聴。とにかく面白れぇ~!の一言に尽きる一本。吸血鬼、ゾンビといったホラージャンルの魅力を組み合わせる妙、語り口のテンポの良さ、社会の上層部で生きる闇の一族と戦う孤高の老剣士という中二感溢れる設定、吹き替えも合っているキャラのたった人物たち、もう楽しい要素テンコ盛りである。画面作りのセンスや、ジャンル物のツボを抑えている演出など、流石のオタク監督デルトロ!。あ~、早く続きが見たい。海外の最近のドラマは凄いと聞いていたが、これクラスが一杯あるならそりゃあ人気も出るのもうなずける。

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  • ワンパンマン 1

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    監獄学園の次に続きが見たい

    最終回で評価爆上がり!。なんて濃い最終回なんだ。aパートだけでも素晴らし過ぎる。良い作画という言葉が、最近ではチマチマとした小細工に堕しているような作品が多いが(まぁ、そういう作風も嫌いじゃないけど)、本作のそれは違う。アニメなんだから現実を遥かに超えるスペクタクルを、超絶なエネルギーの爆発を見せるべきではないか。本作は劇場アニメすら遥かに超える物凄い作画の大爆発を見せてくれる。これだけでも一見の価値ありだろう。

     しかし、それだけでは物足りない。エモーションや物語の盛り上がりとリンクしなくてはアカン。さらに、ヒーローとは何か?を描かなくてはヒーロー物としては物足りない。そこを本作はちゃんと抑えているから上手さもある。

     では、ヒーローとは何か?超絶な強さか、外見の格好良さなのか?。否、断じて否。それは人命救助であり、弱者を助けることであり、勝敗を廃した本当の勇気である。それを最強のヒーローが語るのではなく、力なくてもその魂を持っている無面ライダーが語るから説得力がある。

     むしろ最強のヒーローであるサイタマは最強であるが故に、どこか虚しさを感じてすらいる。ラストのボロス戦の後味は、どこか寂しさすら漂っている。やたら力ばっかりで、魂が大切なんだよ!って訴えてくれる作品が出てきてくれるなんて嬉しくなってしまう。

     不満点を挙げるなら、ただ一つ。「なんで1クールしかないのよぉ!」に尽きる。無茶苦茶盛り上げといて、伏線も出しといて、なんで終わりなのぉ!。おそ松さんの交代してくれい。

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  • 感動SFコメディー

    ホラーじゃなくて、アイディア一つで頑張っているSF(少し不思議)的なコメディー作品です。途中までは、また別の時間線に移動するタイムリープ話かぁ~、良いけど少し飽きてるんだよなぁ~なんて思ってたらその予想を超えてきてきて大満足!。ちょっとお母さんの件が多すぎるかな?って感もあったけど、お母さんの死を初めて乗り越えるというシーンは見事!。殺人鬼が炎に包まれながら追っかけてくるシーンなんて普通に格好いいじゃないか。こういうセンスと努力で頑張っているような掘り出し物に出会えるのも映画を見る喜びだよね。

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  • キングスマン

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    続編制作決定

    これは最高の痛快娯楽スパイ映画じゃないか!。続編が本気で見たいぞ。作中でも言っていたことだが、昨今のスパイ映画に失われてしまったロマンと、見世物根性に満ちている傑作である。アクション映画をさんざん見てきたせいか、なんとなくで撮っているようなアクションシーンはウンザリなのだが、本作のそれは見事としか言いようがない。コリン・ファースのアクションで痺れさせられようとは!。悪役のサミュエルの奇天烈ぶりも、相棒のガゼルの美しさも実に印象的。修行シーンも見応えがあるし、最後に最初のシーンと繋がる展開も粋だねぇ~。

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  • 生涯ベスト級の最凶にして、美しき傑作

    人生で何度あるだろうか?。人生の一本と思えるような映画にリアルタイムで出会えることが。ストーリーは最も原型に近いと言っていい、行きて帰る物語。繰り広げられるは、ひたすら暴力の連続。しかし、なんと美しい作品なのだろうか!。砂と空だけの壮大なる舞台の美しさ、マックスやフェリオサの強き生物としての飾らぬ美しさ、作品世界に完全に調和している悪役や脇役たちの醜い美しさ。ストーリーの弱いところを指摘するのもナンセンスに思えてしまうほどに圧倒的だ。作中世界に没入する喜び、無茶苦茶な勢い、全てが一回だけじゃあ物足りない。

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  • ツヴァイクの理想と、洒落たセンスの融合

    大好きなツヴァイクを参考にしたと聞いて。キューブリックみたいに再構成され、徹底的に監督の美意識が支配した画面の美。ユーモラスで澱みない語り口と、魅力的なキャラクターたちの織りなす愉快さ。二つが合わさって砂糖菓子のように楽しい作品になっている。しかし、単なる甘味だけでなくその裏に隠された苦味も暗示されている。ツヴァイクが希望を持っていた昨日の世界の物語。民族や国家のくびきを超え、人々が芸術と文化の元に結びつくというエラスムス的理想。彼の夢は砕け散るも、エラスムスと同じく死後もその想いは生き続ける

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  • 音楽の力

    無名原作であり、監督も色々あったジャームズ・ガン監督の本作が、多くの有名ヒーローたちをぶち抜いたという事実は実に小気味よい。どちらかというと結構スキの多い作品で、真面目に力んで見ようとしている人には拍子抜けかも。本作における魅力は、抜けているキャラクターたちの愛嬌と、それに反して王道な燃える展開などがあるが、決して目新しいものではない。ただ、本作を特異にしているのは選曲のセンスだろう。タイトルバックのシーン、ラストのシーン、いずれも曲の魅力によって見事にオリジナリティーあるものに昇華されているのだ。

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  • ちゃんとストーリーを伴っている京アニパワー

    京アニの作画や美術に関する素晴らしさは、誰もが認めるところだろう。しかし、「けいおん」以降はしっかりとしてドラマ、作品の推進力となる物を明確に持っていないので感心どまりなのが自分の不満であった。そこで本作である。本作は、なんと明確で、誰もがわかりすい推進力があるから全てが噛み合って魅力的に光り輝いて見える!。即ち、恋愛である。

     元のテレビ版は見てないが、本作でのメイン二人のベタでもシンプルな強い関係の魅力がグイグイ引っ張ってくれる。男の子が恋しているから、こちらも思わず恋してしまう。「カードキャプターさくら」の最終話、小虎がさくらに告白した後のドキマキ感がずっと続く感じなのだ。

     心情を表現する微妙なカメラの揺れや、画面の空気感が伝わってくるような美術、動きの細やかさ、全てが明確な目的のために集約される快感は素晴らしい!。バシッと終わるラストも良い。

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  • 電脳コイル 1

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    NHKの傑作アニメ

    たまに見せてくれるNHKの本気。柔らかい郷愁、SF的ガジェットの融合、地味だが味わい深いキャラクター、世界の謎、沢山の要素をしっかりした技術が支えている秀作。

     小学生の生活と未来的なガジェットが自然に融合している本作の世界観は、藤子不二雄的な少し不思議な優しい魅力に満ちている。かといってぬるいだけの平和な世界ではなく、適度な謎を含んだダークな面もしっかり潜んでいるのが、大人の鑑賞にもたえる物に本作をしている。

     脇役も魅力的なキャラが多いが、なんといっても主役二人のユウコの魅力が秀でている。メガネキャラボイスといえばこの人!な折笠さんが大人しい優子、クールで謎を秘めた桑島さん演じる勇子、二人の過去と思いが交わることで謎が解けるラストは見事!。

     地味ながら忘れがたい作品である本作で一番好きな部分は、手に触れられない物は存在しない物なの?というテーマである。確かに物質として存在しない、でもこの心の痛みは本物だ!の部分は本当に感動的である。空想の産物でしかないキャラクターたち、でも製作者の愛情と受け手の愛着が響き合う時に生じる感動は本物だ。

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  • カルトムービー的な傑作

    中二病で軽い気持ちで見ると地獄に落とされそうな怪作。瞳孔開きっぱなしな不気味なデザイン、常に蔓延るノイズ、どこまでが正気なのかわからないストーリーと、全ての要素が不安を抱かせるように徹底的にデザインされている。

     記憶に残っていることだけが現実、記憶なんて単なるデータ、データなんて改竄してしまえば良い、改竄した記録も残らなければ?、一体何が現実なのか?
    果たしてレインが壊れているのか?世界が壊れているのか?。本作ではすべてが相対的で、結局どこにも答えが無い。ある意味ビックリさせるたぐいのホラー作品よりも、本作の安定している所が何もない不安感の方がずっと恐ろしい。

     最後に世界そのものとなって誰の記憶に残らない存在となったレインというオチは、まどかのラストと同じく過去のSF作品へのオマージュなのだろう。本作を体験した人々の心の中に、それでも世界を祝福したレインが心に残りますように。

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  • 放浪息子 1

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    他にない美しさ

    ジェンダーの問題を扱ったような深刻な作品ではなく。コンプレックスを抱えた男女の物語です。ストーリーのやきもきさせる加減も秀逸だが、突飛すべきは作画や美術関連です。

     特殊な処理を施しているキャラの柔らかで温かい光のあたり具合と、端正で整った作画が組み合わされて、キャラの絵だけでも見ごたえがあるのが凄い。さらにそのキャラが、水彩絵の具で描いたような美しい美術の中にいるから美しさと切なさ倍増です。

     ストーリー面では、小学生時代を描けなかったのは残念でしたが非常によくまとまっていると思います。主役のにとりんの声優さんが、慣れていない子役さんを配しているのも、初々しくて大人しいにとりんのキャラにはピッタリで驚きました。上手い声優さんも良いですが、ひっかかる印象的なキャラに合った人ならばこういうキャスティングも良いかと。

     最後に個人的に最大のポイントは、私がボーイッシュ+ショタ萌えだということです。主役の二人も良いが、我儘可愛い千葉さんや安奈ちゃんなどの脇を固めるキャラクターも非常に魅力的です。皆に勧めたい作品ではないですが、ツボな人にはかなりグッとくる佳作です。

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  • 四月は君の嘘 1

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    輝くような音色の青春アニメ

     本作は一言で言うなら青春だろう。本作と同じような要素を持っている作品はあるだろうが、作品そのものが青春の良い面も悪い面も表現しているような作品は稀有だろう。

     本作は決して毎回面白くてたまらないような上手い作品ではないだろう。時に愚図愚図で、要領よく語ることが出来なかったり、隙のない作品ではない。まるで袖で涙を拭きながら、涙で目を赤くし、鼻がツーンとしながらも精一杯話そうとしている本作の主役二人のようだ。不器用で、言葉で上手く自分を伝えられない、愛おしい彼らによく似ている。

     そして本作の魅力も滑らかに流れるように語られるものではない。それは花火のように炸裂し、七色に輝いて、一瞬で過ぎ去ってしまうからこそ忘れたくない、心に刻み付けたいのだ。

     アニメ作品で本作ほど瑞々しく、確かな技量に支えられた、心を熱くしてくれる演奏シーンを描いたアニメ作品があったろうか。正直こうした方がより良かったのに…みたいに思う点もある。しかし、本作のカラフルな若々しさに満ちた素晴らしさは決して色あせない。

     1話でキラキラ輝いているかおりちゃんに心奪われた公正君のように、あの日出会ってくれて本当にありがとう。心に生きる君を決して忘れない。

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  • 120点にはなれず…

    本作を単に一本のアニメ作品として評価するのは、私には不可能である。本作は単独で存在せず、過去のファフナー作品を踏まえた作品であるからだ。さらに、それだけに収まらず、アンジェラさんによる数々の名曲群による感動、ラジオやイベントのユニークさ、それらの要素が響き合って一つの世界を構成しているといって言い程に噛めば噛むほどに味わい深さを感じる作品だからである。

     本作の素晴らしさは、もう皆さんが語りつくしているだろうし、以前の自分のレビューでも書かせて頂いた。すなわち、CGモデルのずば抜けたレベルの高さ、しっかりしたキャラ描写、ワクワクハラハラさせられる展開の連続、SF設定とテーマの一致、感動的なメッセージ性などなど。前シーズンから引き継いでいた要素がさらに強化されているのだ。それだけでも素晴らしいのに、今までのシリーズを踏まえている面白さまで加わっているから凄い。

     甲洋の復活や操の援軍ほど上がる展開があろうか?、カノンの脱落ほど胸をうつ展開があろうか?。もう120点な作品になるのは十分だ!と言いたくなる。しかし、ここからが本作の誰もがひっかかるであろう問題点だ。それは、終盤の尺足らず問題である。

     私はファフナー好きとして断固主張する(異論は認める)。本作の終盤の展開は失敗と言わざるをえない。明らかに尺が足りておらず、魅力的な要素やキャラを十分に活かせ切れずに終わっている。今までのシリーズは、みんなラストの締め方が鮮やかだっただけに、本作の弱さはより目につく。面白い要素が多いのは良いことだが、2クールという枠の中でしっかり消化し切れなくては勿体無いと言わざるをえない。

     だから本作は失敗作なのかというと、勿論違う。人生最高のアニメになるかも!って作品が画竜点睛を欠いてしまい、残念ながら人生最高にはならなかったという話である。なにより、あまりにしっかり輪が閉じた感がないため、これってまだ続くんじゃないの?という予感半分、願望半分の予感すらある。それにしても、一本の作品を超えているファフナーワールドを堪能させて頂いた2015年であった。

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  • ノイタミナ史上に残る快作

    良作が多いノイタミナ枠の作品でも、本作は必ずベスト3に入るスキのない凄い作品です。原作の小説を割り増ししているストーリーは全く違和感なく没入出来る面白さです。そこにアニメならでは多くの要素が加わって稀有な作品になっています。

     まず湯浅監督の超絶技巧によるキャラクターたちの作画。完全に表紙絵のデザインで、見事に生き生きと動いているキャラたちの奇抜な動きと、ポップなカラーリングの妙が組み合って、絵だけでも圧倒させるに足る見事な出来栄えです。

     第二に声優さんの力演。「私」役の浅沼さんの流れるように膨大な台詞を裁く妙技は勿論だが、「小津」役の吉野さんの憎めない小悪党ボイスが見事にはまっている。だが、彼らの凄さも「明石さん」役の真綾さんの素晴らしさの前だと霞んでしまうほどです。真綾さんの合っているキャラ中でも「明石さん」は、「ホスト部」のハルヒ並の超絶ハマり役です。一見毅然としていて男っぽいようでいて、こちらを見透かしている賢さと優しさがあって、数ある女性キャラの中でも屈指の名キャラです。

     全話通して笑わせてくれて、なおかつ最後に大きな感動で締めてくれるので殆ど完璧に近い必見な作品ですからマジにおススメです。

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  • 輪るピングドラム 1

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    帰ってきた幾原ワールド

    ウテナから10数年の年月を経て帰ってきた幾原さんワールド!。ウテナより壊れっぷりは減り、エンターテイメント性が上がり、構成がシャープになり、オチが弱くなった作品といえば本作は要約できるだろう。本作から幾原さんを知った人は異論があろうが、これでも大分解りやすくなったものだ。

     本作は2クールアニメで、前半は布石としてあまり事件は大きく動かないというよくある構成だと言えるだろう。しかし、前半と打って変わって自分の立っていた地面が崩壊していくような後半の展開と併せて見ると、平和だった前半部が本当に愛おしいものだったと思えるような構成になっているのは上手い。

     本作はDVDで買って視聴するのが本当におススメである。毎回コメンタリーで幾原監督が登場し、自分の制作スタイルや面白話をしてくれるのでただ本篇を見るより実に楽しい。

     本作の魅力は、ウテナと同じ部分により上がる展開を多数加えてくれたところだろう。2クール以降はとにかく上がる展開の釣る瓶打ちで最高である。特に好きなのは、18話における最後に出るタイトルが、最後のセリフと呼応する演出だろう。最後にopが格好よく流れるというのはベタだけど好きだが、それを遥かに超える鳥肌ものな演出だった。

     ウテナに比べて尖がった面が多少減ってしまったのは残念だったが、より見やすくて平均点が高かった本作は、異端なカルトムービー的なアニメがまた見れるという幸福を与えてくれた傑作である。

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  • Fate/Zero 1

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    2015年「Fate」にガッカリ

    本家を知らずに見たけど、結構好きだった作品。2015年版で本家をやり直してくれると聞いて喜んだのに、見てみたらガッカリでござるな出来栄え。

     「空の境界」で好きだったユーフォーさんだけあって、作画や美術面は安定して素晴らしい。「空の境界」ほど圧倒されはしなかったが、十分期待に応えてくれるクオリティー。

     ストーリーとしては、主人公からして反則的な存在だけあって、謀略や裏をかく陰惨な展開が多い作品。しかし、本作の優れているところは二点ある。

     まずそれぞれの陣営をしっかり描くことで、ちゃんと感情移入させることに成功している点。敵には敵なりの戦う理由があるというのが描かれているから、その生死に一喜一憂できる。

     第二に、イスカンダルの存在である。正統派の男が憧れるような英雄が不足している中で、イスカンダルは非常に癒される存在になってくれている。彼という一本筋が通った漢がいてくれているおかげで、物語に骨太さが加わっている。

     本作の良かった所が、2015年「FATE」では欠けていて正直残念。というか作り直すなら、普通にセイバールートをやって欲しかった。

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  • 細田監督の才能爆発

    本作のようなプログラムピクチャーにあまり期待する人はいないだろう。ましてや作家性なんて夢のような話である。ところが、本作では細田監督の才能が遺憾なく発揮されているのだ。

     細田監督の特徴である影無し作画は、本作の一夏の爽やかな物語とも、初々しくキャラクターたちともピッタリマッチしている。デジモンたちの戦闘シーンも実にグリグリ動いて良い感じ。

     とにかく構成からして実にユニークである。殆ど一部屋で過ごされる物語という設定も面白いし、進化中に攻撃!みたいな意外な展開、島根に~みたいなユニークな展開までちゃんと驚き、笑わせてくれる。

     ラストの感動的な展開も素晴らしいが、みんなから送られたメールが~という展開は文字通りみんなの力が勝利に導くというお約束を見事に昇華させている。なにより短い時間内で、ほとんど無駄がないのがグッド!。凡庸なやたら冗長な映画とはわけが違う。

     本作が好きだっただけに「サマーウォーズ」は心底ガッカリした。細田さんの本領は、王道の物語でもしっかり作家性を入れてくるところにこそあるのではなかろうか。 

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