劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song![]() ![]()
「俺は、桜にとっての正義の味方になるって決めたから」 少年は、真実からもう目を逸らさない。 少女を救うために。自分の選んだ正義を貫くために。 魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。 その戦いは歪んでいた。 ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。 桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは闘争の真実を知る者として、その運命と向き合い、間桐臓硯は桜を利用して己が悲願を叶えようとする。 「だから──歯をくいしばれ、桜」 激しい風に抗い、運命に挑む少年の願いは、少女に届くのか。 終局を迎える「聖杯戦争」──。 最後の戦いが、遂に幕を上げる。 ご購入はこちらから 無料作品ユーザーレビュー(C) TYPE-MOON・ufotable・FSNPC |
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ネタバレ それでいい、と思った。
それでいい。
戦闘シーンは、やっぱりかっこいい。
間桐臓硯の悲願は出てくるが…それは一人の願いではないだろうが、その願いを掲げる者がその願いに反するならば、まるで説得力が無いと感じた。
だから、嫌いだ。…可能性を奪って、無駄に長生きをしただけじゃないか。
言峰綺礼は…生まれたときからそうだったのか、と思った。
それで自分を変えようとして、どうにもならなかったのか…。
ああ…あるよ、そういうことは、よくある。
信仰に口を出してもろくなことにならないだろうな…まあ、その苦悩が、人間だと感じるが。
正直、生まれるところを間違えただけかも、ということも考えた。
人は、慣れる生き物だからな。…言峰綺礼の方が普通のところなら、なんて考えた。
凛と桜の対峙は…痛かった。
痛かったけど…よくあることだ。
言わなきゃ、わからんよ。
士郎は代償を払って我を通す。その結果、士郎が士郎でなくなるとしても…。
それでいい。
ラストの殴り合いを、何度も思い出した。
やっぱり、泥臭い殴り合いが好きなんよ。
…士郎も綺礼も、なあ。
どっちの言い分も、なぁ。
まあ、答えなんて、好きにすればいいのだけど。
そのあとは…。
士郎、そうだよなぁ。
ああ、ああ、そうなるよなぁ…。
…士郎、デカすぎるから、あの大きさは握手したあいつの…と思った。
どんな形でも、というのは、そういうことか、と思った。
それでもいい、と私は感じた。
桜が幸せなら、それでいい…。
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ダルミョーンさんのレビュー -2021/09/09 -動画 購入・利用済み
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