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若草物語

収録時間
84分
出演者
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スタッフ
【企画】
坂上静翁
【脚本】
三木克巳
【監督】
森永健次郎
【撮影】
松橋梅夫
【照明】
森年男
【録音】
高橋三郎
【美術】
横尾嘉良
【編集】
井上治
【音楽】
崎出伍一
【助監督】
斎藤和三郎
【製作担当者】
亀井欽一
【スチール】
井本俊康
【主題歌】
ピクチャー・レコード
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ジャンル
平均評価
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伊丹空港ー 晩秋の空に飛び立つ日航機に、高村出紀、しずか、チ工子の美しい三姉妹が乗っていた。二人は東京へ家出していくところである。 工場に勤めながら絶えず東京に出ていきたいという願いを持っていた次女の出紀。若い後妻の弘予をもった父親の勇造を、暖かくそっとしてあげたいと思うやさしいしずか。小遣いをためてアメリカへ行きたいと考えているやんちゃな末っ娘のチエコ。期せずして三人は、長女早苗の嫁いだ東京の瀬川の住宅公団を思いついたのだった。羽田でバスに乗ろうとした三人の前に白いポルシェが近ずいてきた。機内でみかけた若い男だ。「よかったらどとぞ」という誘いで、チエコがさっさと乗りこんだ。さすがに由紀としずかはをまるくした。三人を乗せた白いポルシェは、若い男の運転で、たちまち、晴海団地についた。 「家出してきた?」三人お揃いの出現に、長女の早苗はびっくり仰天した。「お父さんが後妻をもらったでしょう私たちがいれば新婚生活に邪魔になるしね」とすます由紀たちに、二の句がつげない早苗だった。 せまい2DKの団地の部屋は、年頃娘三人に突然とびこまれて、てんやわんやとなった。そのため早苗は夫の宏一とのふたり自身の生活をかきまわされ、しぶしぶ貯金の一部を出して、アパートを借りてやるのだった。 小さなアパートでの三人の生活が始まった。由紀としずかはKデパートにつとめることになった。不採用になったチエコは「お姉ちゃんら受かって、何んでうちだけ落ちんならんの」とふくれつら。「まず容姿端麗でしょ?しょうがないやないの」由紀の言葉に、チエコはますますふくれた。 チエコは姉さんには内緒でアルサロにつとめた。夢に描く海外旅行の資金をためるにはキャバレーが一番いいと判断したのだが、三日目には酔っぱらってかえってきて、いっぺんでバレてしまうのだった。由紀としずかは、早速やめさせた。 そんなある日、由紀は、大阪で幼ななじみだった矢坂次郎とあった。TVニュースのカメラマンとしてアイモをかついで走り廻っている次郎の姿に由紀はなつかしさ以上のものを感じた。次郎も美しく成長した由紀に胸をときめかせるのだった。 その日から、次郎は、ときどき三人のアパートに訪れてきた。 「しずかちゃんは、僕を憶えている?」「憶えています。由紀姉ちゃんの一の子分だったやないの」「うん、由紀さんは姐御だったからな」そんな昔の会話などしながら、しずかやチエコにまでサービスをした。 ある日、由紀、しずか、チエコの三人に、次郎、それから、チエコの子分、バーテンの健吉を加えた五人は、志残高原にスキーに出かけた。途中、次郎は、急な取材で由紀たちと別れた。その後淋しい思いの由紀は、偶然スキー場で、例のポルシェの男、学生の野沢圭一と再会した。圭一は、四人を近くの自分の別荘に案内して、心からもてなすのだった。 三人が帰京した翌日、アパートに父親の勇造が姿を現わした。 後妻の弘子と喧嘩して家を出てきたという。由紀は「別れるなら別れるで、弘子さんとちゃんと話し合ってからにしなさい」と勇造を追いかえした。父親思いのしずかは、そのことで由紀と大喧嘩をしてアパートを飛び出した。行くあてもないしずかは、次郎の下宿を思い出して紹ねた。丁度二三日の取材旅行に急いで出ようとした次郎は、下宿のおばさんにしずかを頼んで飛び出していった。下宿のおばさんは、すっかり恋人と早合点して、丁重にとりあつかうのだった。 次の日、しずかが帰ってこないことを心配した由紀は、次郎に相談すべく、下宿を訪れて、カッとした。「きのう、ここに泊ったの?」「うん」「あつかましい!」「姉ちゃん、そんなに、次郎さんが好きやったの? やきもちやいて…….みっともない。ちょっと落ちつきなさい」 旅行から帰った次郎は、事態が悪化しているのにあわてて、由紀を愛していることを告白した。気嫌を直す由紀と何となく面白くないしずかーーそんなしずかを次郎の同僚、山本和雄がなぐさめるのだった。次郎を愛しあうようになった出紀の前に圭一がしばしば現われるようになった。豪華なナイトクラブ、クレー射撃場、ヨットハーバー。それは由紀がいままで足を踏み入れたことのない世界だった。しずかは由紀が次郎を愛しながら、圭一と遊び廻っていることを怒った。 ある日、由紀は主に結婚を申しこまれた。おどろいた由紀は、次郎のことを口に出そうとしたが真剣な圭一の顔をみると、何故か言えなかった。その日から由紀は主一をさけた。しかし、次節は取材、取材で相かわらずとびまわっている。数日後、由紀は圭一と婚約した。「君と暮せないなら、こんなものいらない!」と圭一は、金持ちの息子らしい一本気な激情で、豪華な装飾品を次々にくだけ散らしたとき、何故か心が大きく揺れ動くのだった。次郎は、そのことを由紀から聞いても、平然としていた。「どうして怒らないの「由紀ちゃんの気持が分るからよ」その夜、しずかは、次郎をなぐさめるために、お酒をつきあってやると偉そうにいったくせに、自分が酔っぱらって、クダをまき、逆になぐさめられるのだった。 由紀が圭一と婚約旅行で北海道に出発した日ーー、しずかは取材のため、瀬戸内海の小島に飛んだ次郎のあとを追いかけた。 「次郎さんは由紀姉さんを愛しているのよ」「かまわないわ。きらいだといわれたら、かえってくるわよ」しずかは、何もかもほうり出して、次郎の後を追っていった。

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