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福耳

収録時間
110分
出演者
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スタッフ
【監督】
瀧川治水
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ジャンル
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29才の里中高志(宮藤官九郎)は、フリーター。前に入院した先の看護士だった信長けい珪(高野志穂)に一目惚れ。彼女を追いかけ半分ストーカー状態で追いかけ、浅草にある高齢者向けマンション・東京パティオ内にあるレストラン「タイムマシン」で働くことになった。バイト初日、高志は入口で奇妙なジイさん(田中邦衛)に話しかけられる。だが、その老人・藤原富士郎は既に亡くなっているという。不審に思った彼が鏡を覗くと、自分の姿の代わりに、またしても富士郎が現れた!富士郎は、生前好きだった神崎千鳥(司葉子)への想いをあきらめる事ができず、高志にとり憑き、彼の体を使って想いを遂げようというのだ。 独身を通してきた元女優の千鳥は、ここのマドンナ的存在。彼女を狙う元活動弁士の緑川(坂上二郎)や元うなぎ屋の小林(谷 啓)がいて、富士郎は心配で死んでも死にきれないというのだ。他にも小林の妻・敦子(弓 恵子)、元高級官僚でオカマのマスター・井上五郎(宝田明)、五郎の追っかけ良子(横山通乃)、海軍出身で軍服マニアの藤掛(多々良純)、ここの長老でまったく喋ろうとしない99才の茜(千石規子)など、ここには個性的な高齢者たちばかり。 富士郎にとり憑かれた高志は、なんとか霊を追い払おうとするがうまくいかない。だが、富士郎に珪への想いを見破られた高志は、年の功ゆえ知識と経験が豊富な富士郎に助けられ、とうとう自分の体に同居するのを許すことにした。そんな高志を、気に入らないのは緑川と小林。高志は千鳥にダンスを申し込み、何やらデートも。次第に千鳥もその気になってきて…。そんな気配に全然気が付かない高志に、富士郎は借金をたしなめ、株取引のイロハを教える。富士郎はかつて金融関係の仕事をしてきたやり手だったのだ。 珪との関係もうまくいき始め、高志は富士郎へのお礼に、ついに千鳥をホテルへと誘う…。 一方、富士郎は、高志にベンチャー事業を起さないかと持ちかける。やりたいことがないわけではないが、高志は一旦断る。先のことをシミュレートして、やる前からあきらめてしまうという高志に「生きていくってことは見えないものを信じる勇気が必要」と諭す富士郎。 翌日、鏡を覗いても富士郎は現れなかった…。

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