前作with a will以降のスタッフの大幅な入れ替えから、「歌わされていた」時期から脱却した椎名へきるは、このアルバムで自身のロック好きを反映した作りを意識しだす。現在の椎名へきるを構成するポップス・ロックの原点は、この作品に凝縮されていえるといえるだろう。ちなみに、Graduatarを編曲したDAITA氏は現在でも楽曲提供をしている。また、「届けたい想い」のアルバム版は、トラック・ダウン時に意識的にギターを強調したもので再録音ではないが、シングル版との比較をすることで、声優業界で初めて武道館に立った、あの頃の椎名へきるが甦ってくるだろう。ちなみにジャケ写はハワイ・ロケである。
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ぽこにゃんさん -2006-09-20 -DVD/CDレンタル
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バンド入れ替えからロック・テイストの打ち出し、椎名過渡期の名作
仏文学系映画映像アニメ研究人さん -2006-08-19 -DVD/CDレンタル
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