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第2回WOWOWシナリオ大賞を受賞したヒューマン・サスペンス。主演は『人のセックスを笑うな』の永作博美と、『真木栗ノ穴』の西島秀俊。
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平均評価 3.75点
総評価数 4(4件のコメント)
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誰しも社会の中では自分を演じている
tera21さんのレビュー -2015/06/15 -DVD/CDレンタル
1人中、1人が参考になったと投票しています。
心の中に棲む邪悪なもの
はらからさんのレビュー -2011/11/04 -DVD/CDレンタル
まさに「大賞作品」
菜菜氏さんのレビュー -2011/05/12 -DVD/CDレンタル
じわりと
usaさんのレビュー -2011/03/22 -DVD/CDレンタル
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誰しも社会の中では自分を演じている
今西自身に周囲を不幸にしてやろうと思って、意図的に言葉を発している訳ではないのだろう。しかし、生い立ち故に心が空っぽであるが故に、相手を冷静に観察し、相手の欲している言葉、振る舞いを瞬時に導き出せる。そして、そういう状況に直面すると、脊髄反射的に、如何にも意味有りげな、心にもない偽悪的な、或いは偽善的な言葉を紡いでしまうのだろう。そう、今西自身が語っているようにこれは病気の発作のようなものなのだ。意図的にやっているなら、多少はその立場や、自分の言葉に酔っている描写がありそうなものだが、それも一切排除されている。
本人に悪意がなく、いわば心に善も悪もない空っぽの人物であることは中盤で語られる横領の嫌疑を進んでかぶっていることから伺える。如何に天涯孤独でも、わざわざ刑事事件の被疑者になって逃亡しちゃえばいいなんて誰も思わない。守るものが何もなく、また、社会に対して求めるものもないからこそ、まるで鬼ごっこでもするかのごとく、こんなあり得ない立場を受け入れてしまえるのだろうな、と。
終盤の永作博美扮する会社の同僚が「私が見張ります」といった時には、実は彼女も少なからず、今西のことを気にかけていて、カップル成立か?と思わせて、そういう安易なエピローグに持ち込まなかったところも結構好印象。エンド・クレジットで彼女が夜の街並みの中を口笛を吹きながら歩くシーンは、彼女自身、心の中に飼っている蛇と正面から向きあって、この後の人生と生きていく決意表明なのだろうと思う。
tera21さんのレビュー -2015/06/15 -DVD/CDレンタル
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心の中に棲む邪悪なもの
ただし、口車で人を操る男(今西のような)を“見抜いてしまった”回りの人間は普通であれば吐き気すら感じて、避けて関わらないはず。三辺は甘いな。
そして、関わらざるを得ない人達の不幸を、じっと静かに見ているしかない。たまに忠告できたとしても、その意味を理解する人は多分少ない。表と裏の顔を見抜くのは容易ではないから。一見明るく軽い表の顔の裏側は、陰湿で卑怯で目付きも悪い。
そうしたことへの理解を深めるためであれば、見ても良いのかもしれない。
はらからさんのレビュー -2011/11/04 -DVD/CDレンタル
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まさに「大賞作品」
持つ事は決して幸せなことではないと思うし、かえって
不幸を呼び込んでしまいがちだという事を改めて感じる。
非凡人による凡人への復讐の物語。
菜菜氏さんのレビュー -2011/05/12 -DVD/CDレンタル
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じわりと
重く複雑なテーマだが分かりやすい脚本は見事だと思う。
人の善意と悪意と、生き続ける哀しみ。
胸の内の、深いところにしまってあるモノに触れられた感じ。
usaさんのレビュー -2011/03/22 -DVD/CDレンタル
1人中、1人が参考になったと投票しています。