追憶
会いたくても、会えなかった、愛する人へ―
1992年、冬。親に捨てられた13歳の少年・四方篤は、似た境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶を営む仁科涼子と山形光男のもとで家族のように暮らしていた。しかしある事件をきっかけに幸せな日々は終わりを迎え、彼らは離れ離れになってしまう。25年後、成長して刑事になった篤は、無残な刺殺体となって発見された悟と再会を果たす。そして捜査が進められていく中、啓太が容疑者として捜査線上に浮上し……。
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ユーザーレビュー
平均評価
3.5点
総評価数
2(1件のコメント)
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美しくもどこか物悲しい絵がストーリーにシンクロしてとてもいい
雄大で緻密な構図、シンプルな色彩、美しくもどこか物悲しい絵がストーリーや人物の心情にシンクロしていて、とてもいいと思います。
ストーリー設定がかなり特殊なので、いわゆる「あるある感」的な共感はありません。
が、そのわりにはちゃんと物語に入っていけるのが不思議といえば不思議。
特殊な背景設定ですが、そのうえに家族、友情、愛、憎しみ、寂しさなどなど誰もが持っているベーシックな関係性と情動がちゃんと乗っかっているからでしょう。
ミステリーとしてはイマイチでしたが、人間ドラマとしてはこれはよくできているんじゃないかと思います。
機会があればもういちど見てみたいと思ったので★4にしました。
内田裕介さんのレビュー -2017/11/29 -DVD/CDレンタル
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