単行本は19巻まで刊行され、2018年8月3日には劇場版も公開される「僕のヒーローアカデミア」！
アニメも3期目が放送され、絶好調の本作。その勢いはとどまるところを知らず、今や少年ジャンプをけん引する看板漫画と言えるでしょう。
そんな本作の内容は、一言で説明すると「青春ヒーローサクセスストーリー」
超常能力者溢れる世界で無能力者だった少年が、一人のヒーローに見初められた事をきっかけに「最高のヒーロー」を目指して成長していく物語です。
それでは、「僕のヒーローアカデミア」の世界観と魅力について語っていきたいと思います。
※本記事には作品のネタバレが含まれております。予めご了承ください。
「個性」という名の超常能力
あらすじ
「個性」と呼ばれる超常能力が発現し、全人類の大半が何らかの能力者となった世界。超常が日常となったこの世界では、個性を悪用し罪を犯す「敵（ヴィラン）」と、個性を持って対処し災害救助や治安維持に従事する「ヒーロー」の活躍が毎日のように取り上げられています。
そんな世界において、主人公緑谷出久（みどりや・いずく）は能力を持たない「無個性」と呼ばれる少年でした。ヒーローを夢見る彼は日夜自分なりに努力を重ねていましたが、幼馴染の爆豪勝己（ばくごう・かつき）をはじめ周囲の人は皆口をそろえて言います。
「お前がヒーローになんてなれるわけない」、と。
それでも、と諦めず歯を食いしばっていた出久は、ひょんな事から憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会います。
ヒーローの過酷さを知るオールマイトからも「やめておいた方がいい」と言われ、完全に打ちひしがれそうになる出久。そうした最中、偶然出くわしたヴィラン騒動の現場で取った「ある行動」を見初められ、一度は否定されたオールマイトからこう断言されます。
「君はヒーローになれる！」
かくして。緑谷出久の数奇な運命は幕を開けました。
それは無個性だった少年が、最高のヒーローへと成長していく物語――。
出久を取り巻く登場人物たち
以上が、「僕のヒーローアカデミア」の簡単なあらすじです。
無個性というハンデを背負いながら、夢を諦めきれず追い続ける緑谷少年。人一倍努力を重ね、ヒーローを目指し一歩また一歩と努力する彼の姿は、読者の目を惹きつけ応援せずにはいられないものがあります！
また、そんな彼を取り巻く登場人物たちもこの作品を語る上で欠かせないキャラクターばかり。
出久に対して乱暴に振る舞いながら、その成長を認め自分も負けじと上を目指す爆豪勝己（ばくごうかつき）。
生真面目すぎるきらいはあるものの、クラスを取りまとめ出久に対しても良き友であろうとする飯田天哉（いいだ・てんや）。
入試時に出会って以来好感を抱き、何かと声をかける麗日お茶子（うららか・おちゃこ）。
その他にもまだまだ生徒・教師共に魅力的な人物は大勢いるのですが――これ以上は、ぜひ本編を見てのお楽しみという事で。
もちろん、ヒーローだけでなくヴィランの側にも目が離せない存在ばかり！
成長する悪意、死柄木弔（しがらき・とむら）。ヒーロー殺し、ステイン。そしてオールマイトと因縁深いヴィラン、オール・フォー・ワン。
彼らの暗躍と悪逆ぶりもまた見逃せないところであり、同時に本作の世界観が孕む闇の象徴であると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
個性を活かしたド派手なアクション、ヒーロー・ヴィラン問わず各キャラクター達が抱える信念と闇、そして「最高のヒーロー」を目指し歩み続ける少年の軌跡。
その全てが込められた「僕のヒーローアカデミア」は、少年ジャンプにて現在絶賛連載中！ 漫画にアニメに、そして映画！ まだまだ広がり続ける作品展開、ぜひ一度チェックしてみてください！
