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ぺピーさん

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  • ストーカー

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    被害者と犯人がキャストミス

    主演ヒラリー・スワンクはゴリラですか?
    筋骨隆々でとてもストーカーされる女性には見えません。
    もう少しか弱くて女性らしい主役でないと…キャストミスですね。
    犯人役も容姿とのギャップで奇をてらったのでしょうが、これまた変態男には見えません。
    彼女の変貌ぶりに本能が目覚めたということでしょうかね。
    もう少しひねった展開を期待していましたので、ちょっとガッカリです。
    まあ、楽しめない作品ではありませんが至って平凡です。

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  • 家族

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    家族を思いやる妻の優しい心情に心打たれる。

    一旗揚げるために長崎から北海道へ、開拓にかける家族の旅路の過程を描いています。
    親子愛、兄弟愛を中心に今は希薄になった人と人とのつながりが随所に出ていますね。
    1970年は大阪万博の年であり、経済成長の真っただ中…当時の風景に懐かしさがこみ上げてきます。
    当時の風情やを綴った記録映画と言ってもいいかもしれません。
    物価や貨幣価値も現在と比べると面白いのかな?
    途中幼い赤子を亡くした悲しみと苦悩や家族を思いやる心遣いに、妻役の倍賞千恵子の演技が観る者の心を打ちます。
    ただ山田洋次監督作なので、出演者が寅さんシリーズのキャストとまるかぶりでいただけないです。
    道中が長かったため、肝心の北海道での開拓に時間が割かれてなく尻切れトンボになった感は否めなせん。

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  • 銀色の雨

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    反抗期の甘えた自己弁護を美化した作品

    家庭不和が故に反抗的な生き方をする少年が、運命のいたずらとも言える男と対峙することによって
    自分自身に目覚めるという感動作らしいです。
    自分が不幸なのは全部他人のせい…いやはや典型的な甘えです。
    見ていて感動どころか、反吐が出るストーリーです。
    二人の男が気づいたことは、自己中心的な生き方は多くの人々を傷つけたということだけです。
    クレーマーがピッタリの濱田マリが母親役に、フェロモンゼロで鶏ガラの年上女役の前田亜季…ミスキャストでした。
    救いは中村獅童だけが、はまり役で良かったかな?
    この作品は「若気の至り」だから許して欲しいという、目が覚めて生まれ変わったことを感動的に訴えたいのだろう。
    しかし傍若無人に振る舞った過去は完全には消し去ることは出来ません。
    失った信頼は、心変わりという償いでは取り返すことは出来ないことを痛感させられる作品でした。

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  • 初恋の幼馴染が忘れられない大人になりきれてない男

    林遣都演ずるモンちゃんが、小さい頃のトラウマを引きずるお話です。
    幼少時のショッキングな事故が原因で、大人になれない未熟さが非常に醜いです。
    いつまでも引きずってたらアカンだろうとダメだししたくなる程、男として情けない姿に幻滅です。
    弓道部の女主将の告白にも何故か苛立つのは、あまりにも女々しく映ります。
    女主将の純真さがかわいそうでなりませんでした。
    男の方が過去を引きずると言われますが、正に絵に書いた惨めさです。
    彼女はそんな彼を望んでないはずですが、美化し過ぎでウザイ。
    作品のカラクリには序盤で気づきますし、特段感傷的にもなりませんし、泣けても来ません。
    それが何…?という駄作でした。

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  • 北の螢

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    独裁者の末路

    北海道に囚人を集め、開拓した時代の独裁者のなれの果てを描いています。
    典獄という権力にあぐらをかき、生かすも殺すもやりたい放題の独裁ぶりが目に余ります。
    いっぱい濡れ場があり、早乙女愛や岩下志麻、夏木マリに女の性を演じさせています。
    開拓への強い想いはあったにせよ独裁者の最後は、囚人たちの憎悪で破滅に至る悲しい末路でした。
    主人公は強烈でしたが、展開としての周りの状況や絡み合う思惑が見て取れませんでした。
    作品としても情念は伝わってきましたが、全体に今ひとつの感があり、入り込めませんでした。
    また最後は彼らはどうなったのか?うやむやな終わり方が残念でした。
    全てが自分のなすがまま…権力欲という人間の欲望が暴走した物語でした。

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  • サビ男サビ女

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    タイトル倒れの幼稚でバカバカしいドラマ

    4話が挿入されていますが、どれも現実離れしたありえない話です。
    励ましガールは桜庭以外の2人がどブスで興ざめで、なんのオーラもない励ましで効果があったのかなかったのか?訳が分かりません。
    次の女装男もキモいだけのバカバカしさ満載です。
    ギリギリまともだったのは3話目のクレームナイトで、自分勝手なクレーマーとしか映らない腹立ちものながら、
    最後の担当者の爆発ぶりが…彼女の仕事柄、裏返しのストレス発散…これがミソでしたか?
    最後のせびろやしきも「ある訳ないだろー」のバカバカしさでした。
    誰も満足も共感もしない視聴者を小馬鹿にした駄作でなく、もっとシリアスなドラマにして欲しかった。

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  • ダーリンは外国人

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    国際結婚に憧れる背伸びした日本女子への応援歌

    特に白人である欧米人への憧れを抱く、夢見る日本人女性へ向けた作品です。
    外国人特有の楽しくてジェントルマン的な所作を可愛い・愛おしいと祭り上げています。
    文化の違いも何とかなる…と気楽な描き方で楽観させていますが、実際は違いに順応出来ません。
    アジア人には日本人女性は合うでしょうが、白人から見れば概して黄色人種の日本人は上から目線で見られます。
    男女逆である日本人男性と白人女性のカップルがほとんどないのが良い例です。
    イケメン韓国男性に嵌っている女性も多くなってきていますが、一度結婚してみると人種特有の根本が良く分かりますよ。
    長い目で見れば、白人男性はやはり白人女性が好きなのです。
    この作品のケースは至極稀であり、正に作っていると言ってもいいでしょう。

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  • 時をかける少女

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    作られたアニメ版の数倍感動できる良作な実写版

    原田知世の原作を現代風にアレンジしており、古さを感じさせませんでした。
    アニメ版は主人公の自意識過剰ぶりがうざくて「エセ感」たっぷりの反感を持ったひどい出来だった分、
    この実写版はアニメのような「ウソくささ」はないので…現実味があり、実に爽やかで泣ける感動ものでした。
    だから、主役の仲里依紗はどこにでも居そうな普通の女の子だったので、わざとらしく作られたアニメ版と異なり違和感もありませんでした。
    中尾君にしても世の中に沢山居そうな顔も普通な青年で、しかも等身大の振る舞いが背伸びせずに自然体のままの演技でした。
    観終わったあとは、現実に起こりそうな気にさせまた、素敵な想像を巡らせる気持ちにもさせる良作でした。

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  • アウトレイジ

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    暴力団の権力抗争・・・ただそれだけ

    激情のままに殺って殺られるバイオレンスの繰り返しだけの愚作。
    昔の日活のヤクザ映画の焼き直しにしか映りません。
    相手を罠に嵌め、報復を繰り返すだけの陳腐な内容。
    こんなものが「全員悪人…」と話題になること自体が疑問です。
    任侠の世界か何かは知りませんが、所詮脅しすかして相手を威圧し頭に立ちたいだけの権力抗争。
    それぞれの組員の殆どが殺され、組は壊滅…何もせずして喜んだのは警察でしょうね。
    組織の内部抗争のなれの果ては虚しさしか残りません。
    こんなものしか作れないのなら、北野たけしの監督としての才能が疑われます。

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  • 市民ポリス69

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    ふざけすぎてない・・・?

    初めからバカバカしい作品だろうと気楽に鑑賞しようとは思っていました。
    が…おふざけの度が過ぎていました。お遊戯のような最悪の作品です。
    1日200円の小遣いで暮らす枯れ果てた中年の勘違いぶりがいただけない。
    デブで不細工なイジワル奥さんなら分かるけど、セクシーで綺麗な奥さんの設定が全く合っていない。
    荷物も空のダンボールで低予算な大道具だし、全体の陳腐さが低俗ぶりにさらに輪をかけている。
    演技もオーバーでその上、下手くそで見るに耐えない。
    出てくる人物達がことごとく三文役者じゃぁ~仕方がないか?
    主人公が小心者で、気だけは優しい善人な所だけが哀れに感じただけの愚作。

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  • 残念賞

    4つの部屋で起こった出来事を、時間軸を通して関連付けられる事を側面に狙った作品です。
    「運命じゃない人」「アフタースクール」の内田けんじ監督の作品を少し意識して作っていますね。
    でも全くレベルが違い、天と地の差でした。
    内田けんじの傑作を真似ても、やはり付け焼刃では歯が立ちませんでした。
    そもそも「シーサイドモーテル」なんて、タイトル性に何の意味も因果関係もありません。
    目を引こうと奇をてらっただけの三流作品では、残念ながら予選落ちでしょう。
    麻生久美子や山田孝之など、そうそうたる役者が泣いていますね。
    もう少し頑張りましょう…残念賞でしたね。

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  • マチェーテ

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    ナイスバディー炸裂!

    普段は悪役のダニー・トレホが正義感溢れる主人公で、悪役はセガールにデ・ニーロ。
    マチェーテとはどでかいナイフ…これで悪党をズタズタに切り裂く。
    キル・ビル並みの衝撃映像はちょっとグロいものの、バッサバッサと切り裂く様はど派手としか言いようがない。
    恐ろしいマチェーテの顔だが、イイ女が寄ってくるってやっぱ男は顔じゃない。
    ヒスパニック系の女はワイルドでダイナマイトバディーが炸裂で楽しめます。
    ミシェル・ロドリゲスにジェシカ・アルバ…リンジー・ローハンも女性フェロモンまき散らしてます。
    B級作品かもしれませんが、いろんな意味で楽しめる作品でした。

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  • 下品な本性は女の素なのか?

    田舎の漁村、こぶ付きの出戻り娘の母親が経営している美容院が舞台です。
    男が欲しい…女の「さが」が随所に登場します。
    それも「チン○」や「やったもん勝ち」「男運」「はたきこみ」というお下劣な会話が満載です。
    離婚を経験した母や友人、振り回される主人公や娘の寂しさが伝わります。
    ここまで明け透けな女達の本性が、この作品に必要だったのでしょうか?
    頭がおかしくなった出来事がテーマとしては不釣合いに思えました。
    ラストまでその事を分からせず、引っ張った末明かしていく…
    視聴者に「あ~そういう事だったのか?」とショックを与えただけでした。
    「私は毎日、小さな嘘をつく…」のキャッチコピーは、シャラくさい作りすぎたフレーズでしたね。

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  • お子様向け娯楽作品

    ある時はダサい男、しかしその実態は凄腕スパイ…この二面性が売りの作品ですが…
    前半は三人の子供に振り回されるコメディーが延々と続き、ホームアローンかよ?と思ってしまいます。
    明らかにお子様向けのイージーな展開とお馬鹿アクションが物足りませんでした。
    それでも決して退屈させる訳ではなく、楽しみながら観ることは出来ます。
    ロシア人の殺し屋達があまりにも間抜けでトンマなのが、視聴年齢を大幅に下げていると言ってもいいでしょう。
    シュワルツネッガーの「トゥルーライズ」の方が、100倍面白いと思いますね。
    小学生以下の子供と一緒に観る作品ですね。

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  • アジャストメント

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    運命の修正

    自分の運命がアジャストメント(調整)により修正されて行く…
    発想としても非常にユニークで興味をもたせる題材ですね。
    もしもあの時こうしていたら…あの選択をしていたら…とか人間の行動には迷いや未練がつきものです。
    タイムマシンのように過去に戻って運命を変えるという作品はいくつかあるけれど、
    今から起こる、人との出会いをすれ違わせる展開は面白い。
    男女の恋の行方だけではなく、もう少し違った出来事がそれにより修正されて行く場面も沢山見たかった。
    あのブックの中のシグナル?の謎についても解説が欲しかったな。
    さらに何処にでもいるような人達が調整局の正体であった薄っぺらい感じが残念でした。

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  • 作られた美談のような気が・・・

    美しく持ち上げられているが、実際には大いに脚色されているような話ではないか?
    もうこれ以上抗えないと知り、取った行動が美談になったように思います。
    小隊を預かる指揮官として米軍からの投降要請に、罠であると揺れ動いていたため遅れをとったとも言える。
    敵を信用できない状況なのは理解できますが、もっと早く決断していたら
    より多くの民間人を死なせずに済んだのにと思います。
    全滅するのをまぬがれたのは彼の力ではなく、死んでいった尊い命がもたらしたものであると言えますね。
    フォックスか何かは知らないが、戦後になって周りが祭り上げた感がしました。

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  • 公共の中での人と人とのつながり

    様々な悩みを抱えている登場人物たちが、電車の中で出会った赤の他人の言動に感化され成長していく様子が描かれています。
    一番のインパクトは、恋人を寝取られた中谷美紀演じる翔子でしょう。
    後は何処にでもある事で、取り立てるほどではありません。
    他人同士の干渉は確かに勇気のいる行動だとは思いますが、大いに感動することでもありません。
    他人への干渉は一歩間違うとお節介にもなりえますし、登場人物達のような感受性はないと思います。
    作者の理想論・あるべき論が作品になったと言っても過言ではありません。
    素敵で爽やかだとは思いますが、現実はこんな風に心が通い合う展開にはならないでしょうね。
    「関係ないでしょう…他人が勝手に入ってこないでよ…」が現実の姿です。
    ただ、他人事として見て見ぬふりをする昨今の社会に、一石を投じる作品でした。
    観終わって確かにほのぼのとした気持ちにはなる事は間違いありませんね。

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  • ロビン・フッド

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    ブレイブハートを模倣しているような・・・

    アカデミー賞総なめの大作・ブレイブハートの二番煎じのような作品。
    しかし感動は全くなく、ブレイブハートの100分の1ほどの内容でした。
    妻役のケイト・ブランシェットは男勝り過ぎて、色気も何もない…ミスキャストかな?
    誰のおかげでフランスに勝利したのか?
    ジェラシー丸出しのショボい終わり方も中途半端で、消化不良でした。
    もっと素敵なエンドでなくてはね。

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  • 天と地ほどに明暗分かれる母親像

    母を想う子、子を想う母の心情を通じて、人としての心にメスを入れた良作です。
    佐々木すみ江演じる素晴らしい母親と、西田尚美演じるダメな母親との対比が、母と子のあるべき姿を訴えています。
    その想いに気づくことの大切さが、正にヒューマニズムそのものでした。
    自分を育ててくれた親の面倒を見る…どこの家庭でも起きうるテーマだからこそ引き込まれたのかもしれません。
    義理の親を疎い、反面盲目的に我が子だけを守ろうとする妻の愚かさと身勝手さに怒りがこみ上げてきます。
    さらに「嘘」というキーワードが人を変えていくことが良く分かります。
    刑事役の阿部寛の演技は相変わらず素敵で、この作品の真骨頂だと言えます。
    彼には「トリック」のような馬鹿馬鹿しい作品よりも、こういったシリアスな作品にどんどん出て欲しいです。

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  • 素敵なタイトルの国境を越えた異国の悲しい恋ですが・・・

    60年前の台湾。戦争で滞在した日本人教師の男性が教え子の台湾女性に恋をします。
    敗戦で帰国した彼が死んで見つかった、置き去りにした彼女への想いを綴った手紙がもたらす異国の恋の物語ですが…
    内容の大半は、現代の台湾で働く日本人女性と台湾人男性との喧嘩しながら惹かれ合って行く恋の物語でした。
    もう少しシリアスで情緒的な展開を期待していましたが、低俗なギャグもどきでオチャラケた中身にがっかりでした。
    不細工でワガママな日本人女性の友子には、腹が立つばかりで全く共感出来ずじまいでした。
    今は存在しない彼女の住所「海角七号」…当時の二人の恋の回想録が殆どなく、感情移入が出来ませんでした。
    感動の涙で号泣するはずだった60年前の悲しい話が、ぶち壊しとは言いませんが大いにテンションを下げたのは事実でした。
    タイタニックのように素敵な感動ものになるはずだった作品が、二流っぽい作品になってしまった気がします。

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