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ぺピーさん

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  • 紀子の食卓

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    嘘くさい演技に辟易させられる愚作

    レンタル家族を求める者、演技してやる者…そんなものはまやかしに過ぎない。
    もう一人の自分?…いや他人になりすまして何を得るものがあるのか?さっぱり理解できませんね。
    完璧な家族に何かが欠けてる?何を求めているのか?何が不満なのか?甘えてるんじゃないよ。バカタレ!
    思考の全てがわがままにしか映らないし、頭がおかしいんじゃないのか?
    単なる自己満足であり、それを思考する自分自身を美化しすぎてる。
    幸せな家族をわざとらしく演じる自体が自然だなんて、エセそのもの。
    愚かな偶像を崇拝しているバカ達は、とっとと精神病院に入院するのが世の為である。
    「すごい作品だねえ~」と感化されるカルト好きの愚か者はどうぞ勝手に感化されて下さい。
    神が降りてきた~ってか…?アホ臭い理解不能な駄作。

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  • キャタピラー

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    そこまでして生きていく惨めさ

    題材としてはユニークですが、作品にするには大いに疑問が残ります。
    戦争で四肢をもぎ取られ、聞くことも話すことも出来ず帰還した夫。
    「軍神」と名前だけ祭り上げられて生きていく惨めさを描いています。
    食欲と性欲だけは人一倍の夫に尽くす、表と裏の顔を使い分ける妻に、哀れみが感じられます。
    最後は、妻の夫に対する虐待的な態度に耐え切れなくなった夫の思いが悲痛です。
    敗戦と同時に軍神でなくなる手のひらを返したような世間の扱いもひしひしと感じました。
    観終わって、気持ちが暗くしかならない何も残らない作品でした。

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  • トロッコ

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    戦時中の台湾と日本をつなぐ絆

    戦時中に台湾を占領した日本人が作った線路を走ったトロッコをテーマにした作品です。
    台湾人を父親に持つ8才と6才の二人の兄弟が、父の故郷・台湾で感じたものを描いています。
    特に父親を失った幼い長男の不安と覚悟の切羽詰った気持ちに感動させられます。
    また、異国で息子を失った祖父の辛さも心に染み入ります。
    当時、日本人兵士として従軍した祖父の悲しい体験…残されたトロッコが悲哀を物語ります。
    日本名を名乗り2年間日本人兵士として戦ったのに、終戦と同時に日本から見捨てられた哀しみが同情を誘いますね。
    線路の果てには日本がある…随所に日本への憧憬や切ない想いも伺えます。
    今も昔も無責任で身勝手な日本の政治家や役人に観て欲しい作品です。

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  • 自暴自棄のわがまま娘に振り回される気弱な少年

    子供の頃からずっと入院しているわがままな少女に翻弄される、気弱な少年とのラブストーリーです。
    病院で生まれた恋…よくある話です。
    少年も優しさだけが取り柄の「Mっ気」いっぱいの女々しいヤサ男。
    自暴自棄になり笑顔を忘れた少女の病状を聞き、哀しみから始まった出会いは、少年を真剣な恋にのめり込ませます。
    ただあまりにも横柄な彼への甘えに、嫌悪感が湧いて来て不快です。
    「お姫様と奴隷」の関係がピッタリです。
    彼女の子役と大人役の同一人物での二役にも違和感があり、非常におかしいです。
    少年が大泉洋なら、少女は常盤貴子くらいが演じるなら収まりが良かったかな。
    自己チュー彼女にとって、少年にそこまで惚れ込ませたら十分満足でしょう。
    けっして泣ける作品ではありません。

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  • タイトルから犯人がすぐ分かるしょうもない2時間ドラマ

    今度はスペイン北部のアンドラが舞台ってか?相変わらずのヨーロッパ礼讃ぶりは変わらない。
    アンダルシアなんてシャレた?タイトルにもウンザリです。
    またまた女性に受けようと、欧州かぶれの雰囲気満載です。
    銀行員役の○○○が出てきた所で、犯人はすぐ分かっちゃう。
    そりゃ「女神の報復」だもの…サスペンスもひねりもありゃしない。
    被害者に見せて実は…よくあるパターンです。
    外交官の織田裕二が、またまた刑事になっています。
    陳腐な密○殺人やトリックが見たい方はどうぞ観て下さいね。
    2時間テレビドラマの域を出ていない懲りない作品です。

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  • 無意味にスターばかり集めたベスト版?

    豪華絢爛…主役級ばかり集め全員を持ち上げた、大暴れドンパチアクション作品。
    B・ウィリスやシュワちゃんも顔だけ出す出演で、オールスターぶりをいやらしく見せつけています。
    それに「消耗品軍団」と自分たちを自虐化させたのは、嫌味にしか聞こえない。
    終始、各自がカッコつけたキザで気取ったセリフだらけで存在感を示しまくり、辟易しました。
    出演者のギャラや爆破シーン等の制作費はバカ高いんでしょうね。
    その割には予算が切れたのか、ヒロインが不細工だったのは残念でした。
    メインは主役スタローンで、助さん・格さん役のステイサムとジェットリーの3人に絞られています。
    こんなてんこ盛りの出演者では、皆がエースで4番という訳は行きません。
    何だかんだ理屈や格好をつけても、所詮は男はみんな女のために命を張るのが分かった作品でした。

    参考になった3

  • 大人の女性への憧憬

    悪ガキだが、正義感が強く面倒見のいい少年・信一。美智代が付けた呼び名が「信さん」。
    故郷の炭鉱の町へ帰ってきた母・美智代と息子・守の親子が、信さんとの思い出を綴る物語です。
    前半は少年から青年へ成長する過程で、信一さんに芽生えた美智代への憧れが楽しいです。
    綺麗なお母さん…子供心に恋が芽生えて行きます。
    マドンナの美智代役の小雪は長身で手足が長く、大人の色気が憧れの女性にピッタリマッチしています。
    後半は青年になった信さんが、予想通り悲運な結末へ向けて進んで行きます。
    美智代と守の二人に刻み込まれた信さんとの出会いと別れは、切なくて泣けてきます。
    一期一会…信さんとの素晴らしい思い出は、二人の脳裏に永遠に焼き付く事でしょう。
    爽やかな感動に、心が洗われた作品でした。

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  • ザ・タウン

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    監督ベンによる主演ベンのための作品

    役者としても、監督としても活躍しているベン・アフレック。
    この作品は強盗稼業に手を染める下町育ちの4人が主人公だが、どうもぱっとしない。
    と言うのも、悪友の妹に子供を孕ませておいて、あの女に一目惚れでは下心たっぷりの接近にしか映らない。
    紳士的で爽やかさが売りだったのに、男の株を下げたね。
    パール・ハーバーで素敵な顔を見せたのが印象的だっただけに残念です。
    ベン・アフレックは兎にも角にもカッコ良くなくちゃね。
    「その街」から抜け出せず、もがいている人間関係の腐れ縁ぶりが哀れを誘う。
    二兎を追うものは一兎も得ずの格言通り、最後はそれで良かったんじゃないかな?

    参考になった2

  • ヒア アフター

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    死者との交信

    死者との交信が出来るという特殊な能力を持つ主人公の悲哀と苦悩を描いています。
    手を握ればその人の逢いたい人からのメッセージや想い、あるいは秘密が、フラッシュバックで彼に送り込まれる…
    一般人と違う特殊な能力は他人は利用したがりますが、本人にとっては苦痛の何物でもありません。
    その人の過去が全て見えてしまうことは、普通に生きることを妨げてしまうことでもあります。
    人生とは先が読めないし見えないから生きる価値があるとも言えます。
    もしも未来が全て分かってたら人生楽しいですか?…それと同じ事ではないでしょうか?
    最初は興味をもって近づいてきた恋人も、薄気味悪がって離れて行く…
    死後の世界を体験した者だけが、彼を理解できるのかもしれません。
    「丹波哲郎の死んだらどうなる」や、邦画「サトラレ」を思い出してしまいました。

    参考になった2

  • ブラック・スワン

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    陰湿な女同士の闘い

    白鳥の湖の主演をめぐる醜い女同士の戦いをダーティーに描いています。
    バレリーナにとって最高の勲章である「プリマ」を勝ち取るための自己顕示欲の塊たちが
    陰湿な戦いを繰り広げる様は見ていて、女性独特の不気味さを感じたのは私だけでしょうか?
    主演のナタリー・ポートマンの病的で偏執的な行動や演技は、自己愛の行き着く先を示しています。
    サスペンス感はなく、むしろスリリングなホラーですね。
    「狂ってる…」と思わず声を出さずにはいられませんでした。
    気味の悪い、暗澹とした嫌悪的な視聴感しか残らないダークな作品でした。

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  • 最後の忠臣蔵

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    討入った者よりもなお残った者のほうに背負うものは大きかった…

    「ラストサムライ」「硫黄島からの手紙」同様の涙が止まらない感動力作です。
    赤穂四十七人の浪士の中で、討入り前日に姿をくらました瀬尾孫左衛門に与えられた、隠された密命を綴った物語です。
    「名誉ある死」を選べなかった究極の武士道の姿が、感動的に描かれています。
    残された者の無念さを、16年間耐え続ける忠義と信念に頭が下がります。
    主演の役所広司が見事でしたし、同じく生きながらえた寺坂吉右衛門役の佐藤浩市の2人の演技に感無量でした。
    可音役の桜庭ななみも若いのに、清らかで凛とした演技にも感動しました。
    日本人女優として将来、大物になる予感がします。
    武士道を全うしたラストシーンの忠義・忠節は日本人特有であり、おそらく外国人には理解できないでしょうね。

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  • ザ・ゲーム

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    ギャンブル依存症な女

    様々な理由から「賭け」に人生を狂わされる、3人の主人公達のなれの果てを描いています。
    主演はギャンブルに狂い、貯金まで食いつぶしてしまい家庭崩壊になっていく悪妻を、かつてのセクシー女優のキム・ベイシンガーが演じています。
    ティム・ロスやレイ・リオッタなど、大勢の豪華俳優陣が出演している割には淋しい内容でした。
    スリルもサスペンスもなく、疲れだけが残りました。
    キム・ベイシンガーも年増のオバサンに成り下がり、侘しさが時の流れを物語っています。
    男性は歳を重ねるとそれなりの渋さがまた違った魅力を醸し出されますが、
    若きし頃の過去の栄光にしがみつく女優は、総じて惨めな落ち目の憂き目にあう感が滲み出ていた作品でした。

    参考になった2

  • マンネリ気味・・・

    シリーズも回を重ねるとマンネリ気味になっていく感は拭えない。
    派手なアクションシーンが少なく、全くドキドキ感はなかった。
    ハッとしたのは幻想的な人魚だけだった。
    ジャックのひょうきんなオトボケぶりもややうんざりしてきた。
    ガラッとシチュエーションを変える作品にしていかないと次回は完全に飽きられるかも?

    参考になった6

  • クロエ

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    何が望みだったのだろうか?

    リーアム・ニーソン演じる夫の浮気の証拠を握るため、行きずりの娼婦・クロエ白羽の矢を立てた、
    妻であり産婦人科の女医でもあるキャサリンだが、次第に歯車が狂って行く様をスリリングに描いている佳作です。
    歳を取り、若さと美貌が衰えていく妻のキャサリンをジュリアン・ムーアがエロチックに演じています。
    若く魅惑的な娼婦・クロエ…近づいたのは本当にキャサリンなのか?それとも…
    クロエが持っていた銀の髪留めが最後まで謎のままでした。
    彼女の行動は何が目的だったのか?ターゲットは一体誰だったのか?
    クロエが窓枠から手を離すシーンも意味深でしたし、キャサリンがその銀の髪留めを付けてパーティーに臨むラストにもさらに深い謎を感じました。
    「いつまでも魅力的な女性でありたい…夫をつなぎ止めておきたい…」
    妻である女性の本音と葛藤が垣間見えた作品でした。

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  • 八日目の蝉

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    少女の心をズタズタにしたのは誘拐犯なのか?

    妻のある男性との不倫の末、子供を産めなくなった女の悲哀が切々と伝わってくる、考えさせられる作品です。
    4年間の空白が恵理菜はもちろんのこと、実の母親の人生まで狂わせて行く様は悪夢としか言えないでしょう。
    世間から言わせれば当然産みの母が不憫であり、憎むべきは誘拐犯人ですしその罪は免れません。
    生れてから4年間は「薫」、そのあとは実名の「恵理菜」というそれぞれの母親に付けられた2つの名前…
    しかし、もし逮捕された野々宮希和子がそのまま逃げ通せたなら、もしかしたらその方が恵理菜にとって幸せだったのかもしれません。
    産まれてから4年間、誘拐犯に愛情一杯に育てられた思い出がいっぱい詰まった、過ごした土地を巡ることで走馬灯のようによみがえって来る後半の部分からは胸が熱くなります。
    運命のいたずらとしか言いようのない出来事は、一体誰が悪いのか?…しみじみと考えさせられます。

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  • 東京島

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    中身はスカスカの駄作

    意味深なタイトルに大いに騙されるショボい3流作品です。
    無人島に漂着した冒頭の経緯を端折った割には、その後はくだらないシーンをダラダラ引っ張る酷い作品です。
    東京島のタイトルはミステリアスでご立派だが、スリルもサスペンスも皆無。
    飛行機が遭難すれば、次から次へと異国人が漂着すれば、また不法投棄があれだけあれば当然、
    搜索活動が行われるはずなのに…非現実的でありえない展開です。
    ストーリー自体も支離滅裂で、ラストはやっつけ終了では視聴者は許さないだろう。

    参考になった2

  • タイトルは立派だが中身に幻滅

    序盤からワクワクさせる展開で走り出しておいて、どんどん失速していく作品です。
    ベールに包まれた豊臣秀吉の末裔の姫の秘密を期待させるタイトルですが、
    どこにでもいるオーラのかけらもない不細工な娘が主人公では幻滅です。
    秀吉のシンボルでの結集のサインも陳腐で非現実的でした。
    大阪人のみが代々受け継いで来た行動…バカバカしいの一言です。
    神秘的でシリアスな予告スポットとのギャップにも大いに騙されました。
    サスペンスではなく、突っ込みどころ満載のコメディーです。
    着眼点はユニークで理解できますが、もう少し現実的で納得性のあるドラマにして欲しかったですね。

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  • 現代の日本人が忘れ去ったものが全て詰まった秀作

    心に爽やかな感動を吹き込み、心の琴線に触れる作品です。
    鉄道マニアの映画だと思っていましたが、大間違いでした。
    役員を目指す一流会社エリートの肇は、交通事故で無二の親友を失って
    今までの仕事一筋だった自分自身の生き方が間違っていたことを悟ります。
    会社を辞め、嫌な男から素敵な男に生まれ変わる主人公の姿にすごく感動させられます。
    この作品には、親子の絆・夫婦愛・友情や思いやり、夢を叶えることの大切さを教えてくれます。
    主演の中井貴一に大感動で、娘役の本仮屋ユイカもすごく良い演技をしています。
    先輩役の甲本雅裕も社長役の橋爪功も最高でした。
    随所に出て来る、胸を熱くさせる素敵なセリフもしっかりと心に刻んで観て下さい。
    観てよかった!おすすめです。

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  • 人生逆転ゲーム

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    くだらない勝ち残りゲーム

    ライヤーゲームやインシテミルと同様の、勝ち残りゲームです。
    借金のかたに命を差し出すという非現実的でお粗末な設定。
    トランプ、神経衰弱、ロシアンルーレットなどでの勝負はカイジのパクリでしょう。
    様々なゲームで次々と消えて行く登場人物達は見飽きました。
    心理戦も稚拙で、最後はやはり予想通りの展開です。
    バカバカしいこういった作品はB級の域を出ませんね。
    人生逆転ゲームならず人生転落ゲームです。

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  • 誰もがあった高校生の青春群像

    女子高校生のバンド4人のメンバー達の友情・恋・気持ちのふれあいを描いています。
    形は様々だったでしょうが、きっと誰にでもあった高校時代の経験ではないでしょうか?
    4人を仕切るリーダー役には、背伸びした大人への憧れが見えます。
    リーダーについて行くおとなしい子もどこにでもいるタイプ。
    あなたは誰のタイプでしたか?
    韓国からの留学生の孤独と輝きも良く描けています。
    ぺ・ドゥナが練習で歌ってた「僕の右手」が、下手だけど切なくて良かった。
    「どぶねずみみたいに~美しくなりたい…写真には写らない~美しさがあるから…」
    ブルー・ハーツの「リンダリンダ」や「終わらない歌」の歌詞は、含蓄があってやっぱり良いですね。
    作品としてはドラマチックさの薄い、地味な展開が少し残念でした。

    参考になった2

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