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mickeithさん

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  • 70年代第3弾

    「ベガーズバンケット」「レットイットブリード」「スティッキーフィンガーズ」「メインストリートのならず者」と
    4打席連続ホームラン、うち満塁ホームラン3本ときたストーンズ73年作。前作から漂う、全編けだるさの中、曲目はすべて非常に優れている。中でも「アンジー」はストーンズ史上最高のバラード。意味深な「スタースター」やファンキーな「ダンシング」、ロックンロール「DOO DOO」が収録。300万枚を売り、ビルボード4週連続1位。アルバムとしてはの評価は全4作に劣るが、されどストーンズ半端ではない。

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  • 全世界がこのジャケットに揺れた

    アンディウォホール作の本物のジップがジャケットに縫い付けられたアルバム、ジーンズの下は白のブリーフ、CDでは再現不可能の1枚。まずジャケットでぶっ飛んだ。そして針を下すと
    「ブラウンシュガー」でアルバムとストーンズの70年代は始まる。「ワイルドホーシズ」「ビッチ」など優れた曲で溢れるストーンズレーベル第1作。全米8週連続1位。2002年には「ローリング・ストーン」誌のグレーティスト・アルバム500で63位に選出された。2003年にはTVネットワークのVH1が本作を最も偉大なアルバム・ジャケットに選出し、グレーティスト・アルバムで46位に選出した。ミックテイラー正式加入の1作目でもある。60年後半「ベガーズ」「レットイットブリード」から始まったストーンズの黄金の15年間の傑作集の歴史が、本作からの70年代の傑作オンパレードへと続く。

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  • 解散寸前の危機からの奇跡の脱出

    前作「ダーティワーク」では、これがストーンズという位、バラバラでストーンズ史最悪の時期、誰もがストーンズ分裂と思った矢先の奇跡の1枚。8年ぶりのツアーになだれ込むきっかけになった全世界のロックファンの祈りが通じた1枚。これをきっかけにストーンズ初来日1990年東京ドーム10夜連続公演-50万人動員となる。結成以来のメンバー、ベ―シストビルワイマンが本アルバムで脱退。かのボブディランはこれを最新のインタヴューで、ザ・ローリング・ストーンズはビル・ワイマンなしではただの「ファンク・バンドに過ぎない」と発言した。彼らがやり続けていかないとは言わない。でも、彼らにはビル(・ワイマン/ベース。『Steel Wheels』ツアーに参加した後、1992年に正式に脱退)が必要だ。彼なくしては、ただのファンク・バンドだ。ビルが戻ったら、本物のザ・ローリング・ストーンズになるよ」この意味をこのアルバムで再発見してみましょう。

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  • これもストーンズ

    2002-2003年のリックスツアーのライブ。Disc1はベストヒットをDisc2はレアな曲を収録。本作のジャケットはツアーで「ホンキー・トンク・ウィメン」演奏時に上映されたアニメに登場する女性キャラクターであるが、水着を付けたバージョンとトップレスのバージョンの二種類があるのもご愛嬌。アルバムとしては特筆すべき点はさほどないが、2003年3月10日、初の1日限りの武道館公演は涙涙のリックスツアーでした。

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  • 「メインストリートのならず者」以来の傑作

    1978年、世の中はピストルズを代表するのパンクムーブメントとサタディナイトフィーバーを代表とするディスコブームのまった中で、発売されたストーンズ70年代「メインストリート」と並ぶ最高傑作。ストーンズ盤ディスコ解釈の「ミスユー」が大ヒット、「ビーストオブバーデン」「シャタード」キースの「ビフォアゼイメイクミーラン」などを収録したストーンズ原点回帰の力作。全米だけで600万枚を売りまくり、ビルボード2週1位。録音は50曲に及び、このアルバムに収録されなかったテイクは「エモーショナルレスキュー」「タトゥユー」に収録されたという充実したレコーディングが伺える「サム・ガールズ」の歌詞の一節(「Black Girls Just Wanna Fucks All Night(黒人女は一晩中ファックしたがる)」)が人種差別的内容だとして、ジェシー・ジャクソンを含む様々な団体からの抗議を受けたのもストーンズらしいエピソード。

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  • ストーンズ最高のライブアルバム

    1975-77年までのライブを収録したライブアルバム。ミックテイラー脱退後ロンウッドが初参加した初ツアー。アンディウォホールがジャケットを描いた事でも有名。Disc?の4曲は
    トロントの収容人数500人僅かエルモカンボクラブでのライブが収録されている。「庶民のファンファーレ」から「ホンキートンク」へなだれ込むオープニング、ビリープレストン参加の「ユーガッタムーブ」から「無情の世界」への黒さ、「オンリーロックンロール」から「ブラウンシュガー」「ジャンピンジャックフラッシュ」「悪魔を憐れむ歌」までの最後の大ロックロンロールショー。1976年のフランスでのライブがTVでも放映されましたが、最高の時期のストーンズをおさめた最高のライブ。「シャインアライト」も良かったが、ワイルドなストーンズならばやはりこれでしょう。

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  • 8年ぶりのストーンズはやっぱり凄すぎる

    「ブリッジズトゥバビロン」以来8年ぶりのストーンズオリジナルアルバム、平均年齢60歳以上となり、アルバムへ期待も些か薄かったのが事実だが、ところが期待を大きく、凄まじく裏切った、70年の最高のストーンズを彷彿させる近年では最高の上の最高のアルバム。ご存じの通り「ビガーバンツアー」は2年に及び、ビルボード・ボックススコアによると、今年のコンサートツアーで最も稼ぎがよかったのはローリング・ストーンズで、昨年秋から今年11月にかけての「ビガー・バン・ツアー」で、総額4億3700万ドル(約502億5500万円)を売り上げた。 2位はマドンナの「コンフェッションズ・ツアー」で、60公演で1億9500万ドルだった事からしてもストーンズの物凄さがわかるはず。ニューアルバム制作にはいったとのニュースもあり、おそらくこれが最後の最後のツアーとなるはず。全ロックファン必聴の一枚であること間違いなし

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  • ロック史に燦然と輝く傑作

    1972年発表。発売当時は賛否両論あったが、現在においてはストーンズの歴史的傑作のみならずロック史にとって最も重要な1枚であることは間違いない1998年に本作は「Q」マガジンのグレーティスト・アルバム読者投票で42位を獲得した。2002年には「ローリング・ストーン」誌が選んだ『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500』(Wenner Books 2005)では7位にランクされている。更に、2003年にはTVネットワークのVH1が本作をグレーティスト・アルバムで12位に選出した。ヒット曲「タンブリングダイス」キースボーカルの「ハッピー」、スコセッシ監督の「シャインアライト」のタイトルになった同曲。本アルバムは現在アメリカ国内の売り上げのみでプラチナ・アルバムの三倍を記録する世紀の傑作。

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  • 2000年の復活ブルースブラザーズ

    20年ぶりのブルースブラザーズの復活映画のサントラ。映画ではエリッククラプトン、ジェイムスブラウンやBBキングまで出演しています。どうしてクラプトンなんて呼べたの?とメンバーまで驚いていました。メンフィスサウンドを支えた、テレキャスの名手スティーブクロッパー。ローリング・ストーン誌の2003年8月号のカバーストーリー、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に於いて第36位。2009年夏の来日が楽しみです

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  • ブルースブラザーズの完全記録盤

    NBCの「サタディナイトライブ」の人気コーナーのバンドが独立、1980年と2000年に映画化。アルバムタイトルの如く、ブルースブラザースの過去の完全記録盤。このアルバムと「2000」でほぼこのバンドは抑えられるはず。黒いスーツ、ネクタイ、靴、レイバンのサングラス(ウェイファーラー)、ソフト帽という格好は、往年のブルースミュージシャン達へのオマージュであったが、その後さらにMIBやマトリックスのエージェントの格好としてもオマージュされている。

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  • 2000年のデビューアルバム

    スプリングルーブ2009で来日、大阪ではトリのジョン・リジェンドを食った(食い掛けた?)クレイグのデビューアルバム。コンサートでもこのアルバムより?フィル・ミー・イン、?7デイズ、?ウォーキング・アウェイを演奏した。まだまだ荒削りな印象があるが、独特のドライなUKソウルフレーバーのソフィスケートされた音がすでに19歳のデビューアルバムで熟している。1981年生まれの28歳、これからの期待と大きな飛躍が熱望されている。

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  • 1997年デビューアルバム

    兄のケイシー・ヘイリーは、エモーショナルなシャウター。
    弟のジョジョ・ヘイリーは、スムーズなバラーディア。天才デュオ1997年のデビューアルバムにてトリプルプラチナを売り切った衝撃の1枚。(全米トップ200の6位まで上昇)シングルは"You Bring Me Up" (Pop #26位) and "Last Night's Letter" (Pop #46位).2年後に発売される「It's Real」が歴史的名盤となり、K-Ci&JOJOの人気を不動のものにするルーツがここにある。傑作?「All my Life]を聴くだけでも価値がある。

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  • ポールサイモンの歴史を来日に合わせて振り返る

    1970年サイモンとガーファンクル解散後のソロ活動の総集編で2000年発売。ポールのソロは70年代の「スティルクレージー...」で頂点に行き着く感が強い。「母と子の絆」「コダクローム」「恋人と別れる50の方法」「スティールクレージー...」など風化することのない名曲と70年代をノスタルジックに再認識する1枚。今回の最終来日公演では「ボーイインザバブル」「シューズにダイヤモンド」をポールのソロ曲から演奏するらしいが。。日本では受けも今ひとつなのでミスチョイスではと思っているのは私だけかな?いずれにせよ7/13京セラドームで「卒業」の思い出に浸りに行きます。

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  • So So Defのリーダー、自信の2作目

    現在最も売れっ子であり、So So Defの総帥であるJDのソロ2作目(2001年発表)。豪華ゲストをちりばめ、ほとんどヒップホップのハーレム状態、本作でもその実力を発揮。スマッシュヒットはLudacrisをフュ-チャーした?。TLC,マライア、アッシャーなどをプロデュ-スしてきた実績は立派。ただし、
    恋人ジャネットジャクソンの「Discipline」がセールス的に
    大コケしてアイランドレコードのアーバンミュージック部門を
    2009年、首になったのですこし暗雲立ち込めているのも事実。

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  • さらに実力アップ、安定した4作目

    エイコン、ネリー、ロドニー・ジャーキンス、LT Hutton, ジャーメイン・デュプリ、ベビー・フェイス、ダイアン・ウォーレン、ロビン・シック、ブライアン・コックスという豪華なプロデューサー陣が楽曲を提供、バックアップした2005年以来の3年ぶりの最新4Thアルバム。デビューアルバムからすでに実力派スターの仲間入りをしたアシャンティが、アップテンポからバラードまでの選曲で核の違いを見せつけた安定したアルバム。シングルは?のLT Hutton作の「the way I love you」はスマッシュヒット。

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  • なんたる豪華な面子。みんなルーサーを愛していた証。

    メアリーJブライジ、アッシャー、ビヨンセ、スティービーワンダー、アレサフランクリン、アリシアキーズ、ドナサマー、セリーヌディオン、ベイビーフェイス、ジョンリジェンド、ワイクリフジョン、パティラベル、アンジーストーン、ジェイミーフォックス、パティラベル、エルトンジョン。この種の婚ピレーションアルバムはたくさん発売されているが、このメンバーがレーベルを超えて集まるのは、さすが「ルーサー」。改めてその偉大さがここに証明されている。アルバムタイトルの「オールスター...」はこのアルバムに限っては過大広告でも何でもない。日本での過小評価をなんとかしてほしいと常に願っていた小生としては、その願いも叶わずルーサーが逝ってしまったのは非常に残念無念の極み。各アーチストの深い愛情と尊敬がたっぷり詰まったトリビュートアルバム。

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  • 歴史的な復活

    神様クラプトンを語るにあたって決して避ける事のできない
    「クリーム」、いまだ神様は2006/2009年来日公演でもラストは「クロスロード」で締めている。過去に完璧に、できなかった事を全てやり遂げようとしているのか、BBキング、JJケール、ロバートジョンソンアルバム、と来てスティーブウィンウッド、このクリームリユニオンを含めてあとはデレク&ドミノスくらいしか残っていない。37年ぶり4夜限りの復活、1966年7月結成、1968年8月解散とわずか2年しか活動しなかったが、その存在はロック史に残る歴史的な偉大なるバンド。ギター、ベース、ドラムという最もシンプルなロックユニットが奏でる衝撃の音は、37年の時を超えてノスタルジアとタイムスリップを聴いている者に引き起こす。神様クラプトンの鋭いギターに65歳ジンジャーベイカーの8分に及ぶドラムソロ、涙涙涙なしには聴けない再会の夜の記念すべきライブ。DVDも機会があればお薦めします。

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  • スローハンド、バックレスと来てアナザーチケット

    1981年。1970年神様の第一期黄金期から再度「ライブ」以来のトムダウドプロデュース作品。音は一気に南部サザンロック色が強くうちだされた作品となっている。セッションギタリストとして有名なアルバートリーや、名曲「青い影」のプロコルハルムのゲーリーブルッカーをバックに従えてUSチャート7位、シングルである名曲「アイキャントスタンドイット」はUSチャート10位を獲得。神様はこの作品以降も駆け上がっていく。その過程での重要な1枚。

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