早いもので2019年も残りわずか。
思えば今年も様々な名作映画が上映されてきました。
アニメ、実写、アクション、恋愛、あるいはコメディに時代劇…。
例年に漏れず、個性的で記憶に残る作品が少なからず登場した2019年。
今回は、そんな2019年映画作品の内、上半期中に公開されたものを中心に紹介していこうと思います！
見逃した人も、そうでない人も今一度おさらいついでにご覧あれ！
目次
あの名作が帰ってきた！ 劇場版シティーハンター
まず一発目に紹介するのはコチラ！ 『劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート･アイズ＞』です！
かつて週刊少年ジャンプに掲載され、1980年代にアニメ化も果たし人気を博した『シティーハンター』。
そのアニメ放送30周年を記念して制作されたのが、こちらの劇場版となります。
裏社会において伝説とまで称される男、冴羽リョウ。
今回も例によって例の如く彼の下に美女からの依頼が舞い込み、悪党たちとバトルや駆け引きを繰り広げる羽目に…。
ヒロイン・香からの「天誅」を筆頭に原作お馴染みのやり取りも展開され、シリーズファンにも初見勢もとっつき易い内容は実に印象的。
さらに、原作者・北条司の同作品『キャッツ・アイ』から怪盗美人三姉妹も特別出演！
過去最高クラスの豪華な登場人物たちで展開されるストーリーは、一見の価値ありです！
最強の絆よ、最凶を超えろ。アヴェンジャーズ/エンドゲーム
続いて紹介するのは『アヴェンジャーズ/エンドゲーム』！
前作『インフィニティ・ウォー』の衝撃的な結末より一年の時を経て公開された本作。
シリーズ完結作となるその内容は最大規模の戦いが繰り広げられ、ハリウッドの持てる技術の全てを結集したような出来栄えとなっています。
タイタン星人サノスの手で、全宇宙における半数の命が消し去られてしまった世界。
ヒーローチーム・アヴェンジャーズはかろうじて全滅を免れていましたが、
最早再起の術は完全に失われたと絶望の底にありました。
そんな折、ヒーローの一人アントマンがある提案をします。
それは過去へのタイムトラベルを行い、サノスが為した大虐殺をなかった事にするというものでした。
成功確率は1,400万605分の1、困難と言うも生ぬるい試練ですが、他に選択肢はありません。
『エンドゲーム（最後の戦い）』の勝者はヒーローか、それともヴィランか？ 空前絶後の戦いがここに――。
信用詐欺師vs香港マフィア！ コンフィデンスマンJP
2018年4月から6月に渡って放送されたドラマ『コンフィデンスマンJP』。
作品のタイトルにもあるコンフィデンスマン（信用詐欺師）が強欲な悪党たちを騙し嵌めていくという異色の内容。
その年のギャラクシー賞はじめ数々の賞タイトルを受賞するまでに至りました。
そんなドラマを映画化した作品が、この『コンフィデンスマンJP ロマンス編』！
劇場版の主敵は香港マフィアの女帝ラン・ヤオ。
彼女が所有するパープルダイヤを狙い、あの手この手でお馴染み主人公三人――ダー子・ボクちゃん・リチャードが挑みますが、敵もさるもの。
易々と隙は見せず、逆に三人を翻弄する始末。
そこへ日本のヤクザや天才詐欺師までもが参戦し、事態はさらなる混迷を迎える事に…。
はたして彼らは首尾よくダイヤを手に入れる事は出来るのか？ 悪党たちの丁々発止な攻防劇に、最後まで目が離せません！
相棒はおっさんピカチュウ！？ 名探偵ピカチュウ
今や『マリオ』『カービィ』と並ぶ日本の看板ゲーム、ポケットモンスター(以下ポケモン）。
そのポケモンをテーマに、ハリウッドが制作した作品こそこの『名探偵ピカチュウ』です！
舞台は人間とポケモンが共存する都市、ライムシティ。
主人公ティムは幼い頃ポケモンが大好きな少年でしたが、ある出来事がきっかけで今ではすっかりポケモンを遠ざけるようになっていました。
そんな折、父親の訃報を受けライムシティを訪れる事になったティム。
荷物を整理するべく父が住んでいた部屋に向かった彼が目にしたものは――なんと、人語を話すピカチュウ！？
どういう訳かティム以外にその声は聞こえず、その上「ハリーはまだ生きてる」とまで言い出すピカチュウ。
混乱しつつも、即席のチームを組んだティムとピカチュウは真相を探し始めるのですが…。
この映画の特色は何といってもポケモン達！ 実写で描かれた姿は異質感を持たせつつ絶妙にリアルさが感じられるようになっており、「もしも現実にポケモンがいたら？」を忠実に表しています！
また、ライアン・レイノルズ演じるピカチュウの演技も必見。
ピカチュウなのにおっさん臭い、今までのピカチュウ像を覆すような名演に目を見開かされる事請け合いでしょう！
春秋戦国、少年たちの夢と王道 キングダム
時は古代中国、春秋戦国時代。
かつて中華が戦国七雄という七大国に分かれ相争っていた時代。
その渦中にあって、一人の少年が天下の大将軍を夢見ていました。
少年の名は信。
下僕である彼は自らの境遇にもめげず、幼馴染の漂と共に武芸の腕を磨き合っていました。
そんなある日、ふとした事から漂が王宮仕えの文官の目に留まり、王宮へ召し上げられる事になります。
信も一緒に連れて行って欲しいと懇願する漂ですが、願いは受け入れられず二人は離れ離れに。
涙をこらえ友を見送る信でしたが、彼は知る由もありませんでした。これが、彼の運命を大きく変えるきっかけになる事を――。
週刊ヤングジャンプで連載され、単行本数50巻を超える歴史大作漫画『キングダム』。
その実写作品として公開され、話題を呼んだのがこちらの映画です。
原作にも引けを取らない血風散華の戦闘と、登場人物たちの熱い衝動。
中華統一という途方もない修羅の道、その始まりとなる話がここに描かれています。
まとめ
これにて2019年おススメ上半期映画の解説は終了です。
見たい映画はありましたか？
年末に入り、ますます忙しい日々となっていく昨今。
通り抜けてきた一年を振り返る意味でも、これらの作品群を観返すのも良いかもしれませんね。
